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日本のCGアニメ界をリードし続ける曽利文彦監督、キャメロン監督への愛を語る!

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『アバター』観たいよね。(写真左から、マイケル・アリアス監督、曽利文彦監督)
『アバター』観たいよね。(写真左から、マイケル・アリアス監督、曽利文彦監督)

 16日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて『TO(トゥー) 楕円軌道』『TO(トゥー) 共生惑星』一夜限りのプレミア特別上映が行われ、曽利文彦監督とゲストのマイケル・アリアス監督が登場しトークショーを行った。

 映画『鉄コン筋クリート』などで知られるマイケルと曽利監督は、「15年以上前からクリエイターとして刺激し合う素晴らしい関係」とお互いを絶賛。しかし、本作は曽利監督作品であるためか、マイケルは「自分がなんで今日来ているのか、今一つわからないんですけど……(笑)」と前置きし、観客の笑いを誘っていた。

 本作は3Dアニメの革新的な映像が見どころの一つだが、同じく3D作品で巨匠ジェームズ・キャメロン監督12年ぶりの最新作映画『アバター』について問われた二人は、共にキャメロン監督と働いていた経験を振り返り「早く観たい」と口をそろえた。曽利監督は「(キャメロン監督は)『タイタニック』が仕上がる前から『アバター』の制作を始めていた。あの時代の技術では実現できない内容で、マイケルとも『無理だよね』と話していた。ここまでくると執念ですよね(笑)」と笑いつつ「完成を観るのがとても楽しみです。自分も執念を持って追求していきたい」とキャメロン監督への尊敬の想いをにじませた。

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 監督という立場についてマイケルは「作品を作る上での一つの仕事に過ぎない。みんなで何かを作っていることが自分にとって一番ハッピーなんです」と語り、曽利監督も「未だに何でもやりたがるので、スタッフに迷惑がられます(笑)。でもずっと作り続けていられれば、どんな立場になっても僕は幸せです」と笑顔をみせた。

 『TO(トゥー) 楕円軌道』『TO(トゥー) 共生惑星』は、星野之宣の大人気SFコミック「2001夜物語」を映画化したもの。原作に惚れ込んだ曽利監督の夢実現に集った世界トップクラスのスタッフによる映像美は必見。

DVD&ブルーレイディスク『TO(トゥー) 楕円軌道』『TO(トゥー) 共生惑星』は12月18日より販売開始

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