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「ER緊急救命室」終了!グリーン先生役のアンソニー・エドワーズが思いを語る

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アンソニー・エドワーズ
アンソニー・エドワーズ - Photo:Nobuhiro Hosoki

 俳優のアンソニー・エドワーズが、人気テレビドラマ「ER緊急救命室」の終了と新作映画『Motherhood』(原題)について語った。

 15シーズンで終わった「ER緊急救命室」についてアンソニーは「15シーズンもやっていたなんて、本当にすごいこと。終わってしまって不思議な感覚もあるが、新しいドラマを放送するためにも終わらせなければいけない時期が来ていたんだと思う。あのような優れた脚本のドラマに出演したいと思っているが、今のところ一時間もののドラマに出演する予定はないんだ。今は11月のニョーヨーク・マラソンに集中しているよ(笑)」と語ってくれた。

 そんなエドワーズが出演する『Motherhood』(原題)は、子どもを持つ母親と家族との関係を考えさせられる作品だ。「結婚してからしばらく時間が経ち、子どもが二人いて、お互いの配偶者への思いが変わりつつある時期の話なんだ。僕自身「ER緊急救命室」で長時間仕事していたときは、父親としての役割を考えさせられたよ。ベストの状態で子どもと接していても、それは必ずしも子どもにとってベストではないときもあるからね」とちょうど「ER緊急救命室」が始まった時期に結婚したエドワーズは、子育ての難しさを身に染みて感じているようだ。

 さらに「子どもができると、何よりも子どもが優先になる。するとそれまで親密に付き合っていた友人や妻でさえ、それまでの関係を保つことが難しくなるんだよね」と4人の子どもを持つ父親としての顔で答えてくれた。最後に本作の注目ポイントとしてアンソニーは「これまで父親と息子の関係を描いた映画は多かったが、母親の苦労を描いた映画は少ないと思う。そういった意味でも、母親の姿を描いたこの作品は興味深いよ!」と本作を評価していた。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)

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