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清水崇監督の最新作、満島ひかり主演『ラビット・ホラー3D』、ヴェネチアで映像初披露が決定!

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清水崇監督『ラビット・ホラー3D』
清水崇監督『ラビット・ホラー3D』

 11日まで開催される第67回ヴェネチア国際映画祭においてヴェネチア3Dアワードの審査委員長も務める、ジャパニーズ・ホラーの巨匠、清水崇監督の最新作『ラビット・ホラー3D』の製作発表が決定し、その特別フッテージ映像がプレミア披露されることになった。

第67回ヴェネチア国際映画祭コンペ作品

 気になる最新作『ラビット・ホラー3D』はパナソニックが開発した世界初の3Dカメラ(一体型二眼式カメラ)にて撮影。世界的なカメラマン、映画『恋する惑星』『HERO』のクリストファー・ドイルを撮影監督に迎え、話題の3D映画をより進化させた野心作。アメリカ映画が作り出す3D映画では表現しきれていない、物体が前に飛び出してくるという表現をはじめ本格的三次元映画に仕上がっている。さらに、映画『愛のむきだし』で一躍注目を集め、2009年度新人女優賞を総なめにした最も注目されている若手女優、満島ひかりが主演を務め、日本映画界の顔ともいえる実力派俳優、香川照之、そして映画はもちろんドラマやCMなど多方面で活躍する俳優、大森南朋、独特な透明感を放つ緒川たまきが出演するなど、清水監督×クリストファー・ドイル監督×豪華なキャスト陣の競演が実現した大注目作品でもある。

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 また、今回、清水監督は映画祭の主催者マルコ・ミューラーからじきじきに指名を受け「ヴェネチア3Dアワード」部門の審査委員長に選出された。この部門は映画祭の新しい試みとして、世界的に躍進中の3Dというジャンルを最も早く取り込み、昨年より開設された「3D映画部門」。本作で、本格三次元3Dを実現させた清水監督はまさに適任と言えよう。本作では、それまで清水監督がジャパニーズホラーで習得してきた演出方法を3Dに活用し、画面が突然飛び出す驚愕(きょうがく)演出を多用、観客をより恐怖世界に引き込むことに成功している。

 本作は3D映画を鑑賞していた姉と弟が、突然スクリーンから飛び出してきたウサギのぬいぐるみを受け取ったことで不思議な世界に引き込まれていくというストーリー。

映画『ラビット・ホラー3D』は9月8日クランクアップ予定、2011年公開予定

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