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ピクサー作品すっかり常連に!アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネーション審査対象10作品発表!今年は大人向けのラインアップ!?

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昨年の特別上映の様子。今年はどんな顔ぶれがそろうのか
昨年の特別上映の様子。今年はどんな顔ぶれがそろうのか - Greg Harbaugh / A.M.P.A.S.

 米国西海岸時間11月30日午前9時、アカデミー本部は来年2月開催予定のアカデミー賞、短編アニメーション部門候補の最終審査に進むことになったえりすぐりの10作品を発表した。作品タイトル、監督、そして製作スタジオのリストは以下のとおり。

昨年同部門にノミネートされた映画『ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢』

『ザ・カウ・フー・ウォンテッド・トゥ・ビー・ア・ハンバーガー』(原題)
“The Cow Who Wanted to Be a Hamburger”
監督:ビル・プリントン、
製作:ビル・プリントン・スタジオ

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『ルーニー・テューンズ ロード・ランナーとワイリー・コヨーテ』
監督:マシュー・オキャラハン、製作総指揮:サム・レジスター
製作:ワーナー・ブラザーズ・アニメーション

『デイ&ナイト』
監督:テディ・ニュートン
製作:ピクサー・アニメーション・スタジオ

『ザ・グラファロ』(原題)
“The Gruffalo”
監督:ジェイコブ・シュアー&マックス・ラング
製作:マジック・ライト・ピクチャーズ

『レッツ・ポルート』(原題)
“Let’s Pollute”
監督&ストーリー・デザイン:ジーフィー・ボードー
製作:ジーフィー・ボードー

『ザ・ロスト・シング』(原題)
“The Lost Thing”
監督:ショーン・タン&アンドリュー・ルエーマン
製作:パッション・ピクチャーズ・オーストラリア

『マダガスカル、カルネット・デ・ボヤージ(マダカスカル、ア・ジャーニー・ダイアリー)(原題)
“Madagascar, Carnet de Voyage (Madagascar, a Journey Diary)”
監督:バスティーン・デュボイ
製作:サクブルー・プロダクション

『センソロジー』(原題)
“Sensology”
監督・製作指揮:マイケル・ギャグニ
製作:ギャグニ・インターナショナル

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『ザ・サイレンス・ビニース・ザ・バーク』(原題)
“The Silence beneath the Bark”
監督:ジョアンナ・ルリー
製作:ラーダックス・フィルムズ

『アーズ』(原題)
“Urs”
監督:モリッツ・マイヤーホファー
製作:フィルムアカデミー・バデン・ウォルテムバーグ

 オスカーノミネーションに向けて最終審査対象となったこれらの作品は、アカデミー賞規定にのっとった応募作品33本の中からアカデミーのアニメーション部門会員がそれぞれを観て最終的に選抜したもの。オスカーの常連となったピクサー・アニメーションが今回も選ばれ気炎を上げているが、監督が新しくなったせいか、例年に比べアニメの雰囲気が多少大人向けに変わっており、そこが凶と出るか吉と出るかが見もの。

 アカデミー本部で候補作品の特別上映を行うたびにチケットが売り切れるこの部門は、アニメーションファンのみならず一般の映画ファンの間でも人気が高い。授賞式への登竜門であるノミネーションにどの作品が残るかこうご期待だ。(文・取材: アケミ・トスト/Akemi Tosto)

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