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相武紗季、女優としての壁…理解できない女性を演じ切ったとき見えたもの(1/2)

相武紗季、女優としての壁…理解できない女性を演じ切ったとき見えたもの
とにかく演じることで、役をつかんでいったという相武紗季

 映画『恋するナポリタン~世界で一番おいしい愛され方~』でヒロインを演じた相武紗季が、DVD発売を前に、役に入り込むまでの戸惑いや苦労、そして「食」にまつわる幸せなエピソードを語った。

 本作は、幼なじみの女性、瑠璃(相武)に積年の思いを伝えようとした瞬間に事故で命を落としたシェフの武(塚本高史)が、事故の加害者でピアニストの槇原(眞木大輔)の体を借りてよみがえるというラブファンタジー。相武にとって、主人公の瑠璃役は、恋人未満、友達以上の存在だった武を思いながらも、恋人からのプロポーズに心を揺り動かし、武の記憶を持つ加害者の槇原(眞木)への複雑な感情などをこまやかに表現する必要のある、難しい役どころとなった。

 初めて台本を読んだとき、武と恋人の間で揺れる瑠璃の気持ちが、まったく理解できなかったという相武。1人の女性として「あまり好きな女の子ではなかったです」と正直に明かした。しかし、本作を手掛けた村谷嘉則監督が「ノリで行っちゃえ」と背中を押してくれたこともあり、撮影が進むにつれ「あれこれ考えると重くなるし、わからないなりに演じていると理解できるようになるんですよね」と少しずつ共感できる部分が増えてきたことを明かし、最終的には「自分の人生を考えたときに『恋愛と結婚は別』じゃないですけど、どんな相手をパートナーに選びたいのか? と悩む気持ちも理解できるようになりました」としっかり瑠璃というキャラクターをつかむことができたようだ。

 そして、一番心掛けたのは、瑠璃がズルくて都合のいい女に見えないようにすること。「女性から一番共感を得たかったのに、嫌いな女性像になってしまうともったいない。例えば悲しいときも悲劇のヒロインぶらないようにしたり、現実にあるような、淡々と進んでいく日常を意識して、見てくれた人それぞれが感情移入できるように心掛けました」と役づくりに懸けた思いを語った。

 また、本作では料理をおいしそうに食べる相武の姿も印象的。風邪を引いた瑠璃が、武の作る玄米粥(がゆ)をおいしそうに食べるシーンに触れた相武は「わたしが風邪を引いたときは、母が(実家の)関西から飛んできてショウガのいっぱい入ったおうどんを作ってくれるんです。それを食べるとホッとするんです」と何ともほっこりするエピソードを笑顔で披露。撮影を通じて「食」が運んでくれる幸せに改めて気付いたそうで、「食べることってすごく大事。そのとき食べたものと感じた気持ちはリンクしていつまでも残ります。悲しいときだからこそおいしいものを食べる。楽しいときはよりおいしいものを食べる! そういう気持ちでこの映画を観てもらえたらと思います」とファンにメッセージを送った。


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