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加藤雅也、アドレナリンや胃腸薬のもとを発明した科学者役に!「こんなすばらしい日本人がいたことを知ってほしい」

加藤雅也、アドレナリンや胃腸薬のもとを発明した科学者役に!「こんなすばらしい日本人がいたことを知ってほしい」
高峰譲吉役を見事に演じ切った加藤雅也

 23日、スペースFS汐留で映画『さくら、さくら -サムライ化学者 高峰譲吉の生涯-』完成披露試写会が行われ、加藤雅也、ナオミ・グレース、丸山敦史、イラストレーターの松下進、市川徹監督が登壇した。

 本作で描かれる高峰譲吉は、現代の医学の発展に大きな功績を残したにもかかわらず、その業績に匹敵するような知名度を得ていない、知られざる偉大な科学者。そんな高峰の半生を描いた映画ということで、加藤は「地味な題材と言われ、公開にも時間がかかりました。しかし、この映画を通して、すばらしい日本人がいたことを知ってもらいたい。それがこうして舞台あいさつにこぎつけつことができ、うれしい気持ちでいっぱいです」と感無量の表情だった。

 加藤といえば、日本人離れしたスラッとした長身に甘いマスクが特徴。その風ぼうもあってこれまではヤクザ役などを演じることも多かった彼にとって本作は、いわゆる「普通の人」を演じるめずらしい作品となった。「僕は洋物の風ぼうがあるせいか、どうも変わった人物の役が多かったんです。でも、役者としては普通の人も演じたいという気持ちがあります。この先どうやって役者をやればいいのかと思っていました」と半ば本気に(!?)役者としての悩みを吐露した。

 そんな悩みを抱えているときに、この高峰役の話が来たそうで、「僕は高峰のイメージとは違うんじゃないかと監督に聞いたら、これは短く大変な撮影なので、英語がもたもたしない俳優を優先したいと言われました(笑)。何はともあれ、チャンスが回ってきたのは良かった」と冗談交じりにコメントすると会場は笑いに包まれた。すかさず市川監督が「英語ができるからお願いしたわけではなくて、ある作品で一緒になったときに、研究熱心な人だと思ったんです。主役はかっこいいことをやりたがるものですが、加藤さんはそういうのをかなぐり捨てて演じてくれる。そういう姿勢に敬服していますし、加藤さんにお願いして良かったなと思います」と英語だけじゃない加藤の魅力を解説した。

 本作は、明治という日本の新たな幕開けともいえる時代を背景に、胃腸薬などにも使われる「タカジアスターゼ」などを生み出し、医学の発展に大いに貢献した化学者・高峰譲吉の半生を映画化した伝記ドラマ。

映画『さくら、さくら -サムライ化学者 高峰譲吉の生涯-』は3月5日より銀座シネパトスほかにて全国順次公開


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