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SPEED今井絵理子、聴覚障がいのある息子との6年間が放映され大きな感動呼ぶ

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「なんくるないさぁ~今井絵理子が息子と歩んだ6年~」より今井絵理子と息子・礼夢(らいむ)君
「なんくるないさぁ~今井絵理子が息子と歩んだ6年~」より今井絵理子と息子・礼夢(らいむ)君 - 撮影:冨重代機

 SPEEDのメンバー、今井絵理子の聴覚障がいのある息子・礼夢(らいむ)君(6歳)と歩んだ6年間が5日に日本テレビ系列(全国28局ネット)にて「なんくるないさぁ~今井絵理子が息子と歩んだ6年~」として放映され、大きな感動の反響を呼んでいる。

 この番組は3月3日が「耳の日」ということを受け、日本テレビがその一環として特別番組の放送を編成したもの。聴覚障がいのある息子・礼夢(らいむ)君(6歳)を育てながらも自身のアーティスト活動も行い、奮闘する今井絵理子に密着した映像が彼女の人間性をも映し出していく。

 番組は今井の息子・礼夢君とこの4月に始まる、ろう学校小学部の生活に向けて、新しい一歩を踏み出そうとしている今井を映し出す。

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 今井は12歳でデビュー。SPEEDのメインボーカルとして時代を象徴する人気グループへと成長。20歳で結婚し息子を出産。「こんなに喜びを感じたことがないくらいの喜びに出会えた」と息子誕生の喜びを表現していた。

 しかし生後3日後、新生児聴覚スクリーニング(耳の検査)を受け、息子の耳が聞こえない可能性があることを知らされ失意のどん底へ突き落とされる今井は毎日泣いていたという。だが必死に生きる息子の姿を見て、もう泣くことはやめよう、笑顔でいようと決心。以来、ろうの世界に戸惑いながらも、手話サークルに通うなど、手探りの育児が始まる。また同じ境遇であるお母さんの支えや励ましもありながら、いつも笑顔を絶やさないよう努力をした。

 「息子に世の中にある素晴らしい世界を伝えたい」そんな思いから景色・におい・温度を伝えるためいろいろな場所へと息子を連れて出かけた今井の姿が番組では映し出される。

 そんな今井の「息子のことで大変だと思われるかもしれないけど自分にとってはこれが普通。障がいは個性。不便だけど不幸ではない。沖縄の方言でなんくるないさぁとはどうにかなるさの意味。親と子が正面から向き合えばどんな壁も乗り越えられる。何事も、なんくるないさぁと歩んできた、母と息子の6年間を振り返り、2人の成長と“笑顔”を通して『向き合う事の大切さ』を改めて考えるきっかけになれば」と障がいのある方や親子だけでなく、あらゆる人たちに届けたいとのメッセージを番組は伝えており、今井にとっても特別な意味を持つこの番組の放送に「見てくださったみなさん、どうもありがとうございました! わたしと息子の6年間のささやかな日常を通し、何かみなさんに感じてもらえたらいいなと思っています」とメッセージを寄せた。

 今後も音楽活動、SPEEDとしての活動はもちろん、ソロアーティスト活動、NHK「みんなの手話」のレギュラー出演など精力的に活動していく今井絵理子。4月8日には自身の著書「おやこ劇場」の発売も予定しており近日中に新曲発売の可能性もあるという。母として、アーティストとして今後彼女がどんどん大きくなっていく姿を見守りたいそんな気持ちになる。

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