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友近、初ミュージカルで大失敗!?「8か所くらい間違えました」

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初ミュージカルのリハーサルでド忘れを連発した友近
初ミュージカルのリハーサルでド忘れを連発した友近

 22日、今年で26年目を迎えるミュージカル「アニー」の公開リハーサルが青山劇場で行われ、本作でミュージカル・デビューを飾るお笑い芸人・友近と、ダブルキャストとなるアニー役の近貞冬奈高地杏美が、リハーサル後の囲み取材に出席。いつもは姉御肌な友近も、子どもたちの達者な役者ぶりに恐縮しきりだった。

 本作は1930年代、世界恐慌さなかのニューヨークを舞台に、孤児院に置き去りにされた11歳の少女・アニーが、両親と暮らすことを夢見て明るく生きていく姿を描く感動作。1977年に本場ブロードウェイで開幕され、アメリカ演劇界最高の賞といわれるトニー賞7部門で受賞。その後6年間で2,377回ものロングランを記録し、日本でも1986年の初演から今年で26年を数える珠玉の名作だ。

 この日、公開されたリハーサルでは、約9,000人の中からアニー役に抜てきされた近貞が元気いっぱいにアニーを演じ、透明感のある歌声を披露。また、アニーを陥れようとする孤児院院長のミス・ハニガンを熱演した友近も、豊かな歌唱力を披露。ふてぶてしいキャラクターを演じ切り、アニーに立ちはだかる。ほかにも、アニーを助ける大富豪ウォーバックスに実力派の目黒祐樹がふんし、ハンカチ必須の感動作品に仕上がっている。

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 リハーサル後、ダブルキャストでアニーを演じる近貞と高地と共に囲み取材に応じた友近。初ミュージカルの感想について開口一番「いろんなことをド忘れてしまうたちなので、今日も8か所くらいド忘れしてしまいました」と反省しきり。共演の子どもたちに対して「とちれ! とちれ! と思っていました(笑)」と冗談めかして笑わせていた。一方、アニーを演じた近貞は、友近とのけいこの様子を聞かれると、「すごい人だから最初は全然話しかけられなかったけど、友近さんから声をかけてもらいました」と友近と顔を合わせてにっこり。高地も同じく友近に話しかけられたエピソードをうれしそうに語り、「芸能人の写メとか見せてもらいました」と思わず暴露(!?)。それを聞いて思わず笑った友近は「(歌手の)植村花菜ちゃんがすっごい好きらしくて、わたし昔から友達なんですね。それで(高地)杏美ちゃんがなかなか人見知りでしゃべってくれないので、どうにか話のきっかけをつくらなあかんと思って」と振り返り、お互い打ち解けている様子の3人だった。(取材・文:中村好伸)

丸美屋食品ミュージカル「アニー」は東京・青山劇場で4月23日~5月8日まで上演

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