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三谷幸喜監督、米アカデミー賞目指す!ニューヨークプレミア上映会開催に1,500通の応募殺到!!

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目指すは米アカデミー賞!-「アカデミー・シアター」内オスカー像のモニュメントと
目指すは米アカデミー賞!-「アカデミー・シアター」内オスカー像のモニュメントと

 19日(現地時間)、最新作『ステキな金縛り』を引っ提げ、三谷幸喜監督、主演の深津絵里木下隆行(TKO)が、アメリカ・ニューヨークを訪れ、プレミア上映会を行った。220席のところ、1,500以上もの応募が寄せられたというプレミア上映会が行われたのは、アカデミー賞選定に向けての映画試写会も行われる「アカデミー・シアター」。観客からの笑い声、上映後の拍手を肌で感じた三谷監督は、「(この劇場のロビーには、)オスカー像のモチーフがありますが、いつかは(米アカデミー賞に)ノミネートされたいと思っています。スピーチはすでに考えてあります(笑)」と夢を語った。

映画『ステキな金縛り』写真ギャラリー

 デビュー作『ラヂオの時間』を興行、2009年11月に香取慎吾主演のミュージカル「TALK LIKE SINGING」を上演とニューヨークに進出してきた三谷監督。この日、『ステキな金縛り』の上映後、舞台あいさつに立ち、英語で「みなさん、僕の英語が理解できますか? 僕は自分が何を言っているのかわかりません」と語り掛け、三谷流スピーチで観客を沸かせた。また、深津と木下は、三谷監督の台本を基に、それぞれ英語でジョークを披露。深津が「子どものころからアメリカ映画が大好きでした。女優になろうと思ったきっかけの映画は『猿の惑星』です」と言うと、会場は笑いの渦に包まれたが、木下が話しても、場内にはクスクスと笑いが起こる程度……。木下が「アメリカ人でもすべるんだ」とポツリと言うと、三谷監督が「ニューヨークの方がすべっているわけではなく、ニューヨークでも(木下が)すべっているんです」とコメント。舞台上は映画『ステキな金縛り』さながらの三谷ワールドと化した。

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 『ステキな金縛り』は、被告人のアリバイを証明できるのは、落ち武者の幽霊(西田敏行)だけ! という奇想天外な事件を担当することになった深津演じる三流弁護士のエミが主人公。木下は、エミの恋人・工藤万亀夫を演じている。三谷監督は、米アカデミー賞へのノミネートの夢を語ったほか、「日本人もこんなに楽しい笑いがあるのを伝えたい。世界へ向けてのコメディーを伝えていきたいです」とまじめなコメントも。深津は「三谷監督の作品をニューヨークの方々にも観ていただきたいと思います。日本にもこんなすごい人がいるんだぞって」と三谷監督の夢を後押しした。

映画『ステキな金縛り』は10月29日全国公開

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