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常盤貴子、巨匠監督の腕を引っ張り舞台袖に強制退場!?  映画愛にあふれたティーチインに会場は笑顔!(1/2)

常盤貴子、巨匠監督の腕を引っ張り舞台袖に強制退場!?  映画愛にあふれたティーチインに会場は笑顔!
「監督戻りますよ!」とナデリ監督の手を引く常盤貴子

 23日、現在開催中の第12回東京フィルメックスで特別招待作品『CUT』の上映が行われ、上映前に西島秀俊、常盤貴子、アミール・ナデリ監督による舞台あいさつが、そして上映後には同じメンバーによるティーチインが行われ、それぞれの映画愛を熱く語った。

 2005年、東京フィルメックスの審査員として参加した西島がナデリ監督と出会ったことがきっかけで生まれた本作。ナデリ監督は映画愛が体中から染み出てくるような人物で、「今までの西島さんと常盤さんの演技を知っているとしたら、そんな気持ちは押入れに放りこんでください。彼らは私の映画のために活躍してくれました!」と熱くコメント。常盤にとっても本作の出演はチャレンジだったようで、「わたしにとっても挑戦が詰まった映画でした。イラン出身でニューヨークにいらっしゃるナデリ監督が日本映画を愛するからこそできた映画です。わたしの新たな挑戦を観てください」とパワフルなナデリ監督に触発されたのか、熱いあいさつを披露。その気持ちは観客にも伝わっていたようで、会場の観客は笑顔に。すかさず観客に向かって投げキッスを繰り返す監督。すでに上映時間が始まっているにもかかわらず、舞台袖に戻ろうとしないナデリ監督を常盤が「さあ、戻りますよ」といった具合に舞台袖まで引っ張るという一幕もあり、そんな彼らの仲の良さに会場は笑いに包まれた。

 売れない映画監督(西島)の映画製作を援助するため、借金トラブルに巻き込まれ、命を落としてしまった兄への自責の念から、借金返済のため殴られ屋を始めるという姿を描く。「君は映画のために死ねるのか」という命題を真正面から受け止め、「映画愛」を頭でっかちに表現するのではなく、ヤクザ相手に体を張って映画のための借金返済をするという「肉体」での愛情表現という点が新しい。上映後に行われたティーチインでは、本作をきっかけとして、ジョン・カサヴェテス監督の存在を挙げるナデリ監督。「現在の映画は死につつあるという危機感があった。ジョン・カサベテスの最後の作品で私は彼と一緒に仕事をしたのですが、彼は脚本を書くことに苦しみ、映画館にかけることに苦しみ、そしてそのまま亡くなってしまいました。このようなジョン・カサヴェテスのような主人公の映画を作りたかった」と明かすナデリ監督。各地の映画館で目撃情報が報告されるほどに熱狂的な映画ファンとして知られる西島だが、「僕は映画ファンとして、ジョン・カサヴェテスの映画に衝撃な体験を受け、そこから(シネフィルとしての)自分の人生がスタートした気がしました。人生最大の衝撃で、自分の人生を変えた人間を、知らないうちに演じていたとは」と運命的なものを感じていたようだ。


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