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映画『ハンガー・ゲーム』を超える批評家の評価が高いアクション映画『ザ・レイド・レデンプション』とは?(1/2)

映画『ハンガー・ゲーム』を超える批評家の評価が高いアクション映画『ザ・レイド・レデンプション』とは?
ギャレス・エヴァンス監督

 大ヒットを繰り広げるアクション映画『ハンガー・ゲーム』よりも、アメリカの批評家の間で絶賛されているインドネシアのアクション作品『ザ・レイド・レデンプション(英題) / The Raid Redemption』について、ギャレス・エヴァンス監督が語った。

 同作は、スワット特殊部隊に属するラマ(イコ・ウェイス)は、ギャング組織がアジトにしている荒廃したビルを制圧するために、仲間20人とともにビルに送り込まれ、凶悪な組織のメンバーと生死をかけた壮絶な戦いを繰り広げていくという話題の作品。

 まずギャレス監督は、長編映画を撮影する前に『サムライ・モノガタリ(原題) / Samurai Monogatari』という短編作品を日本語で撮影したそうだ。「ある学校で脚本コースを学んでいて、そのコースでは長編の脚本を仕上げなければならなかったが、書いていた内容が個人的だったことと、自分の環境が変わったために、脚本を仕上げることができなかったことがあったんだ。それで自信を失いかけた僕は、短編ならできるかもしれないと思ったんだ。そこで、侍を題材にした脚本を書いて、当時僕の友人だった女性がインドネシアと日本人のハーフで、日本語を話せる彼女に僕の脚本を訳してもらって、彼女が通う学校の日本人生徒5人を説得して、僕の映画に出演してもらったんだ」と最初に映画を製作するきっかけを話した。ちなみに、そのときの友人の女性が、現在ギャレスの奥さんであるらしい。

 そんなインドネシアの血をひく奥さんとともに、インドネシアでシラット(東南アジアで盛んな武術)のドキュメンタリー作品を撮影していた際に、この映画の主人公イコ・ウェイスと出会ったそうだ。「そうなんだ。ジャカルタのシラットの師範が教えていた生徒の中に、あのイコ・ウェイスがいたんだ。彼のパフォーマンスを一度見ただけで、映画スターになる可能性があると思ったよ。それから、プロダクション・マネジャーとして参加していた妻に、イコを説得してもらって、映画に出演するための交渉をしてもらったんだよ」と明かした。ちなみにイコ・ウェイスは、ギャレス監督の前作『メランタウ(原題) / Merantau』にも出演している。

 この映画のコンセプトについて「まず予算は約100万ドル(8,000万円)だったから、スワットチームが一か所のビルで戦いを繰り広げるアイデアは良いと思ったんだ。その次に、このスワットの襲撃は10時間で終わるという設定にして、次の日の朝まで続くようなダラダラしたものにはしたくなかった。だから撮影もリアルタイムで行い、さらにビルのどの部屋からも敵(組織)が襲ってくるようにして、速いペースで危険が襲ってくるようにして、まさにサバイバル・ホラーのコンセプトを作り上げたんだ」と語った。そんなコンセプトの中でも、悪役のキャラクターのインスピレーションは、北野武監督や三池崇史監督作品から影響を受けたものだそうだ。


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