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市村正親の新作舞台は『スター・ウォーズ』的!? ライトセーバーを振り回すダンスシーン登場!!

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たのもしい言葉で舞台への意気込みを語った市村正親
たのもしい言葉で舞台への意気込みを語った市村正親

 12日、品川の天王洲 銀河劇場で舞台「エンロン」の公開けいこが行われ、出演者の市村正親豊原功補が舞台の意気込みを語った。

舞台「エンロン」囲み&公開けいこ写真ギャラリー

 舞台初日をいよいよ明日に控えた市村は、「非常に緊迫感がありますが、そんな中でもほぼ出来上がっているという感じですね」と手応えは十分な様子。本舞台は、全米第7位、世界第16位の売上げを誇った天然ガスパイプラインの運営会社エンロンが、その裏で巨額の不正経理や取引に手を染め、瞬時に衰退していった事件を音楽や映像、ダンスなどを交えて描き出すもの。

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 舞台の見どころのひとつとして、第2幕冒頭のダンスシーンが挙げられる。劇中、カリフォルニア州の電力が自由化されたことを受け、エンロン社のどう猛なトレーダーたちが価格を釣り上げるために大暴れするというこの場面では、トレーダーたちがライトセーバーを使ってダンスをする、まさに『スター・ウォーズ』的な表現が展開する。

 激しいダンスと歌が展開される舞台となるため、さぞかし体力づくりも大変なのではと思われるが、市村は「今回はセリフが多いので、むしろそっちの方が大変。いつもはジムに通って、バレエにも行ったりするんですが、今回はその時間もなくて、この1か月でレッスンしたのは3回だけ。でも幕が開けばペース配分は決まってくるので、いけると思います」と頼もしいコメント。

 また一方の豊原が、「これは(体力的に)やばいと思ったのでトレーニングをしたんですが、そうしたら、先月、盲腸で3日間入院してしまいました。子どもみたいですよね」と笑うと、市村は中学時代の盲腸体験を披露。「僕も中学時代、納豆売りのバイトをしていたときに、バイト3日目の朝に盲腸になったんですよ。朝4時くらいから声を出していたら、お腹がビックリするんですかね。あー、痛てててってね」とよどみなく語り、周囲を笑いに包んでいた。

 2月には妻の篠原涼子との間に次男が生まれ、公私共に好調な市村。本舞台では、63歳にしてなおパワフルな市村の姿が堪能できるはずだ。(取材・文:壬生智裕)

舞台「エンロン」は4月13日から29日まで、天王洲 銀河劇場で上演予定

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