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アカデミー賞ノミネート作品『ジェーン・エア』のイケメン監督は日本人とのハーフ!

アカデミー賞ノミネート作品『ジェーン・エア』のイケメン監督は日本人とのハーフ!
まるでイケメン俳優!?キャリー・ジョージ・フクナガ監督

 長編デビュー映画『闇の列車、光の旅』で高い評価を得た、日系アメリカ人監督キャリー・ジョージ・フクナガ監督が、英国文学不朽の名作と称されるシャーロット・ブロンテの「ジェーン・エア」の映画化に取り組み、原作の素晴らしさを述べるとともに、尊敬する日本人監督や、自身のルーツである日本での映画撮影の夢について熱く語った。

 これまで何度も映像化されてきた「ジェーン・エア」を、今回映画化するにあたり、プレッシャーはなかったのかと問うと、アメリカ人の自分にとって、英国の古典文学を題材にするからといってプレッシャーは感じなかったと即答。自分はただ「いい映画を作る」ということに集中し、決して失敗しないよう心を砕いただけだという。「原作への思い入れが強かったから、忠実に描きたかった。おかげで祖父母に見せられる作品になったよ」と満足げに語るフクナガ監督。この作品の最大の魅力は、無条件の愛を描いたラブストーリーであると同時に、ヒロイン・ジェーンの強さや率直さ、賢さにもあるという。

 一時期ミシェル・ウィリアムズと恋のウワサがあった監督。このような業界にいれば、女性との出会いも多いように思うのだが、監督は「出会いのチャンスなんて、普通の人たちと大差ないよ……」と照れくさそう。さらに自分が日本で「イケメン監督」と呼ばれていることについて尋ねると、言葉に詰まってしまい、「それってどうコメントすればいいのかな……」と意外にシャイな一面をみせた。

  では、今までの人生で監督が出会った最も勇気ある女性はと聞くと、監督の父方の祖母だという答えが返ってきた。困難な時代に日米を行き来しながら、小児まひの息子1人を含む3人の息子を立派に育て上げ、第2次世界大戦中には日系人として、強制キャンプに収容されるなどの苦労も経験したという。それでも不平一つ言わず、胃がんが発覚して亡くなるまでの4週間の間に、遺産整理もすべて自分の手でした後、静かに天に召されたそうだ。

 普段日本の血を意識することはあまりないそうだが、誇りや名誉を重んじる部分は、確かに日本人的だと思うことがあると語るフクナガ監督。小津安二郎や今村昌平、黒澤明や深作欣二に北野武という監督たちを心から尊敬し、いつか日本で映画を撮りたいと目を輝かせていた。そんな注目の監督入魂の『ジェーン・エア』を目を凝らして観たい。(取材・文:平野敦子)

 映画『ジェーン・エア』は6月2日(土)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開


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