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モーガン・フリーマン、政治的発言をめぐりワーナーの株主から苦情

モーガン・フリーマン、政治的発言をめぐりワーナーの株主から苦情
モーガン・フリーマン

 モーガン・フリーマンが昨年9月にCNNの番組に出演し、バラク・オバマ大統領の大きな対抗勢力となっている保守派の市民運動「ティー・パーティー」について、人種的偏見からくるもの、と発言したことについて、ワーナー・ブラザーズ映画の株主から「映画興行に影響する」と苦情が出た。

 これは、毎年行われるワーナーの株主総会で、ひとりの株主がモーガンの昨年の発言について指摘したもの。当時、モーガンはちょうどワーナーのファミリー映画『イルカと少年』(日本未公開)の宣伝活動中だったことから、この株主は、モーガンが映画の宣伝活動の場を自分の政治見解を語るのに利用しており、また保守派市民を「人種差別」と呼んだことで、観客の反感を買い興行に影響する、と苦情を述べた。この株主は保守派シンクタンクを経営する人物で、ハリウッド・リポーター紙が行った調査を証拠としてあげた。同紙の行った投票によると、共和党員の35%、民主党員の20%が、自分の政治的見解と異なる見解を持っている俳優の出演する映画は観に行かないようにする、と答えているという。

 モーガンは、ワーナーの新作映画『ダークナイト ライジング』に出演しているが、この株主は、今後の宣伝活動で「フリーマン氏に対してこうした発言を控えるよう、具体的にどんな対策をしているのか」と質問。タイム・ワーナーのCEO、ジェフ・ビュークス氏はこれに対し、確かに俳優の発言によって映画や番組がボイコットされることがある、としながらも、「我々に何ができるか、という質問なら、できることはあまりないのが現実です」ときっぱり語り、人種差別的と侮蔑された観客には同情するが、「たいていの場合、映画の成功には重要な影響をあたえません」と、大きな問題とはならないことを主張した。(竹内エミコ)


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