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松崎しげる、迷曲「寿司のメモリー」熱唱

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井口昇監督(左)作詞の替え歌「寿司のメモリー」を熱唱した松崎しげる
井口昇監督(左)作詞の替え歌「寿司のメモリー」を熱唱した松崎しげる

 17日、映画『デッド寿司』のメガホンをとった井口昇監督と出演した歌手の松崎しげるが、浅草などで開催中の「第5回したまちコメディ映画祭 in 台東」の舞台あいさつに登場し、松崎は代表曲「愛のメモリー」の替え歌「寿司のメモリー」を披露して会場を熱狂させた。

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 『片腕マシンガール』『ロボゲイシャ』など奇想天外な作品で知られる井口監督は最新作の『デッド寿司』について、「寿司の活きが良すぎて人を噛んでしまう映画です」と説明。また「寿司と互角に戦えるくらいパワーがある俳優兼歌手」という理由から松崎に白羽の矢が。監督は「このタイトルでよく出てくれました」と感謝しきりだったが、ただの舞台あいさつでは面白くないということで、名曲「愛のメモリー」の替え歌「寿司のメモリー」を松崎自らに熱唱させて会場を盛り上げた。

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 松崎は監督の作ったふざけた歌詞に「ばかやろう」と言いつつも、「お寿司に大切なのは人を襲うことだけと、まぐろはおしえてくれる~」と心をこめて歌唱。監督が「よくやってくれました。足を向けて寝られない」と拝みつつ松崎に首を絞めらるハートフルな一場面もあった。

 なお、本作は特に海外で評価されており、監督は「世界20ヶ国の映画祭からお呼びがかかりました。予告編はすでに100万アクセスあり、なぜか80万はブラジルからです」と好調な滑り出しに自信を見せていた。

 この日の舞台あいさつは「したコメ映画祭」内で上映される比映画『レミントンとオカマゾンビの呪い』上映前に行われた。

 映画『デッド寿司』は寿司が牙を剥いて人類に襲いかかってくる恐怖を描くパニックムービー。主演は映画『ハイキック・ガール!』の武闘派女優・武田梨奈。松崎は元寿司職人役を好演。映画『レミントンとオカマゾンビの呪い』はフィリピンの田舎町でゲイになる呪いをかけられたレミントン少年の物語。(取材・文:池田敬輔)

新宿武蔵野館ほかにて2013年正月よりレイトショーで公開

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