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ビヨンセ、国歌斉唱の口パクを認める

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1月31日の会見でアカペラでアメリカ国家を斉唱したビヨンセ
1月31日の会見でアカペラでアメリカ国家を斉唱したビヨンセ - Christopher Polk / Getty Images

 歌手のビヨンセが現地時間1月31日、オバマ大統領の就任式で国歌斉唱をした際には事前に録音した音声を流しており、いわゆる“口パク”をしたと認めた。就任式で演奏を担当した海兵隊音楽隊のスポークスマンが、ビヨンセは録音テープを使用したと発言したことで、ビヨンセが口パクをしたのか否か、話題になっていた。

 Washington Postなどによると、2月3日に開催されるスーパーボウル・ハーフタイムショーに出演するビヨンセは、1月31日にプレス向けの会見に出席。記者たちに起立するよう求め、国歌をアカペラで歌って見事な歌唱力を披露すると「何か質問は?」と呼び掛け、笑いを誘った。

 その後、「わたしは完璧主義者なの」と語り出したビヨンセは「いつもは足から血を流すまで練習するんだけど、あのときはオーケストラとリハーサルをする時間がなかった。悪天候だったし、適切なサウンドチェックができなかったからリスクを冒したくなかったの」と録音テープを使用することになった経緯を説明。

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 さらに「オバマ大統領の就任式だったし、わたしは彼にこの国を誇りに思ってもらいたかった。だから事前に録音したものに合わせて歌うことに決めたの。音楽業界では普通のことよ。わたしはあのパフォーマンスをとても誇りに思っているわ」と“口パク”は就任式を完璧なものにするための選択であったことを明かした。

 またスーパーボウルのハーフタイムショーでは「絶対にライブで歌うわ。よくリハーサルができているし、それがわたしがするべきことで、そのために生まれてきたんだもの」と生のパフォーマンスを見せることを約束したビヨンセ。楽しみにしているファンは多いに違いない。(編集部・市川遥)

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