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樹木希林、出演を決めたのはしつこいFAX攻撃 無罪を50年訴え続ける「名張毒ぶどう酒事件」映画化

樹木希林、出演を決めたのはしつこいFAX攻撃 無罪を50年訴え続ける「名張毒ぶどう酒事件」映画化
仲代達矢と女優の樹木希林

 16日、俳優の仲代達矢と女優の樹木希林が渋谷ユーロスペースで行われた映画『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』の初日舞台あいさつに登壇。大御所俳優が出演する本作の齊藤潤一監督は「しつこいFAX攻撃でオファーを受けてもらった」と樹木の出演経緯を明かし周囲を驚かせた。

 ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡した「名張毒ぶどう酒事件」を題材にした本作。死刑判決が確定しているものの無罪を訴え続け、約50年間拘置所に収容されている奥西勝を演じた仲代は「事件当時はもちろん有罪だと思っていたが、監督といろいろ話をしてこれは冤罪であると信じて出演しました。もし奥西さんが死ぬまで決定がなかったら、司法が殺人者になると思う」と断固たる決意で出演したことを明かした。

 一方、息子の無罪を信じ釈放を願う母親役の樹木は「覚悟は出来ている。これで仕事はもう無くなるかもしれないけど、この年だからもういいか」と援護し雰囲気を和ませると、その覚悟の出演に会場は拍手に包まれた。

 また、報道ドキュメンタリー出身で演出は初めてだという齊藤監督だが、大御所俳優2人の出演に、「この事件をドキュメンタリーだけで描くのに限界を感じていたので、いちかばちかお願いした。樹木さんには、名古屋の別の女優さんがいいとすすめられたが、しつこいFAX攻撃で『わかったよ』といってもらえて人生で一番うれしかった」とその大胆なキャスティング方法を披露し驚かせ「死刑囚の苦しみと母の愛情をドラマ形式で描いた。圧倒的な演技」と自信をのぞかせた。

 そんななか樹木は「坊ちゃんみたいな顔してしつこい。その頑張りがあれだけの記録映画を撮ったんだなと思った」と監督を絶賛しつつも「役者の出来が悪かったら監督のせいですよ」と冗談も忘れなかった。

 三重県名張市で発生した「名張毒ぶどう酒事件」を題材にしたドキュメンタリー。無罪を主張し続けながら死刑判決を言い渡された奥西勝の苦悩を実録ドラマを交えて描く。

映画『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』2月16日より渋谷ユーロスペースほかにて順次公開


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