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低音ボイスが魅力の斎藤工、キム・ギドク監督追うドキュメンタリーでナレーションに挑戦!

低音ボイスが魅力の斎藤工、キム・ギドク監督追うドキュメンタリーでナレーションに挑戦!
声の仕事にも意欲的に取り組む斎藤工 - 撮影:江森康之

 俳優の斎藤工が、韓国の映画監督キム・ギドクを通して、彼が愛する朝鮮民謡アリランの魅力に迫るWOWOWのドキュメンタリー番組「ノンフィクションW キム・ギドクが愛したアリラン 韓国第二の国歌と言われる“究極のブルース”」のナレーションを務めることになり、声の仕事の魅力を語った。

 「言葉を聞いて、頭の中にイマジネーションが広がる感じが好きで。だから実は肉体を使って演じること以上に、声を使う仕事に興味があったんです」という斎藤。NHK教育番組のナレーションや、海外ドラマのゲスト吹き替え声優など、今年に入ってから声を使う仕事が増えてきたといい、かねてから大ファンと公言してきたギドク監督の番組ということで、今回のオファーには即決だったという。

 「昔から声が低くて、顔と合っていないんですよ。中学のときも親父に間違われたこともありました。ピッチもそんなに速くないので、よく眠くなる声だといわれます」と冗談めかして語る斎藤。しかし番組では、その低く響き渡る落ち着いた声が、しっかりと内容を引き締めている。

 “韓国第二の国歌”と呼ばれる「アリラン」に魅了され、2011年に『アリラン』という映画も発表しているギドク監督。リアリズムを追求するがゆえ、かつて主演女優を落命寸前に追い込んだ事故に対する自責の念から映画が撮れなくなったギドク監督が、山にこもった自らの姿をカメラで捉え、心の中の全てをさらけ出した映画だ。本番組では、その歌に対するギドク監督の思いが、彼の貴重なインタビューと共に明かされる。

 「アリラン」には、人生の壁を乗り越えなければならぬ、という意味が込められている。そんな苦難を乗り越え、再び映画を作り出したギドクの最新作『嘆きのピエタ』は第69回ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。一足先に同作を観たという斎藤も「一番エネルギッシュだった初期の作風に戻っている気がしました。僕の中では一番好きかもと思える作品ですね」。まさに“全身映画監督”ともいうべき不器用な生きざまを体現するギドク監督。斎藤も「こんな人と同時代を生きられて幸せです」とギドク監督への賛辞を惜しまなかった。(取材・文:壬生智裕)

ドキュメンタリー番組「ノンフィクションW キム・ギドクが愛したアリラン 韓国第二の国歌と言われる“究極のブルース”」は5月17日WOWOWプライムで放送(再放送あり)


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