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ピクサー流、映画の作り方!「ドキドキワクワクさせるストーリー」が合言葉

ピクサー流、映画の作り方!「ドキドキワクワクさせるストーリー」が合言葉
「僕たちは最初、何もない真っ白のページから始める」と明かすケルシー・マン

 ピクサーの代表作である映画『モンスターズ・インク』の12年ぶりの続編、映画『モンスターズ・ユニバーシティ』でストーリースーパーバイザーを務めたケルシー・マンが、ピクサーで最も大事にしていることについて「ドキドキワクワクさせるストーリー」だと明かした。

 本作のダン・スカンロン監督をはじめ、ピクサーの監督にはストーリー部門の出身者が多く、それは、ピクサーの映画で「ストーリー」が重要視されている証でもある。そして全ての作品制作はそのストーリーをどういったものにするかという話し合いから始まるのだという。

 「僕たちは最初、何もない真っ白のページから始める。こればかりはいつまでたっても慣れることがない、最も恐ろしいものだよ」とケルシーが振り返る通り、ストーリーの担当者はゼロから物語を組み上げていく。そしてある程度形が見えてきたら脚本にし、その脚本が完成したら、次は絵コンテに取り掛かる。本作では最終的に22万7,000枚以上の絵コンテを描いたとケルシーは明かす。

 そのように果てしなく重労働に思える絵コンテ作りだが、そんなときに考えているのはたった一つのことしかない。それは「ストーリーにとって何が重要か、どういう感情を出さないといけないか」ということであり、だからこそ絵コンテの段階ではあえてディテールを描き込まないこともある。「ディテールにこだわると、ストーリーを語るという大事なことに集中できないこともあるからね」とはケルシーの言だ。

 そうして絵コンテができれば、次はそれをアニメーション(動画)にする作業が待っており、またその次には……と延々と続くのが映画の制作。ピクサーでは長編1本につき平均3~4年がかかるというのも納得であり、声優を除き、ピーク時には250人を超えるスタッフが関わることになる。だが、そうして艱難(かんなん)辛苦を経て完成した作品は、世界中の人に観られることになる。あるスタッフはピクサーで働くことについて、こう語る。「つらいと思うことはもちろんあります。けれども、一本の映画が成功したときの『また新しい映画を作ることができるんだ』という喜びは何にも代え難いものです。また同じような苦労をすることがわかっていてもね」。(編集部・福田麗)

映画『モンスターズ・ユニバーシティ』は公開中


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