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押切もえ、処女小説が重版決定!自己採点は100点満点で81点!

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初の小説「浅き夢見し」の出版記念握手会に登場した押切もえ
初の小説「浅き夢見し」の出版記念握手会に登場した押切もえ

 11日、モデルの押切もえが書き下ろした処女小説「浅き夢見し」発売を記念した握手会が、福家書店新宿サブナード店にて行なわれ、「どんな試練があっても、夢を見ていくこと、前に進んでいくことを感じとって欲しい」と本作に込めた思いを語った。

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 モデルとして活躍中の押切が、約3年の歳月をかけて書き下ろした長編小説は、25歳の売れないモデルが、様々な困難を乗り越え、人気モデルへと成長する姿を描いた物語。これまでもエッセイ本などの執筆経験はあるが、「小説はフィクションなので、自分の感情を掘り下げて表現できると思った」と小説を執筆した理由を明かす。

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 「最初は書き方も分からず、挫折した時期もありました。でもこうして形になったことが嬉しい。100点満点で81点です」と笑顔を見せる。モデル業界の裏側が赤裸々に綴られているが「華やかに見えて地味な世界であることや、オーディションの様子などはリアルに書いていますが、主人公にふりかかる試練は、少し妄想が入っていると思います」と説明。モデル仲間からの評判も上々のようで「『CanCam』の後輩の子から『読んで元気になった』って連絡をもらいました。エビちゃん(蛯原友里)も『読むね』って言ってくれてたので、感想を聞きたいですね」と語っていた。

 8月7日に初版1万部で発売された本作は、すでに重版が決定と好調な滑り出しを見せた。報道陣から「映画化やドラマ化の話があったら?」と聞かれた押切は「嫌らしいことを考えているとダメだと(出版前から)言われていたので……」と話しつつも「もしそうなったら、主人公は応援したくなるようなキラキラした目をしている女の子がいいですね」と笑顔。

 物語にはモデルの恋愛事情も描かれているが「実際の恋愛は、この本のタイトル(浅き夢見し)ぐらいのふんわりした感じです」と明言を避けた押切。次回作についても「大変でしたが、機会があれば、また書きたいですね。今度は全く違う世界を描いてみたいです」と意欲を見せていた。(磯部正和)

小説「浅き夢見し」は小学館より発売中(税込:1,260円)

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