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三谷幸喜監督が新作ドラマ「大空港2013」で得意の長回しを極める!

三谷幸喜監督が新作ドラマ「大空港2013」で得意の長回しを極める!
なんと約100分もワンシーン・ワンカットで撮影!ドラマ「大空港2013」より

 最新作『清須会議』が大ヒット中の三谷幸喜監督が、物語の初めから最後まで一度もカメラを止めずに撮影を続ける全編「長回し」の演出に挑んだドラマ「大空港2013」の驚きの撮影方法がわかった。

 三谷監督といえば『THE 有頂天ホテル』や公開中の『清須会議』でも長回しを多用しているが、WOWOWでオンエアされるドラマ「大空港2013」では、なんと約100分をワンシーン・ワンカットで撮影。2011年にも同局でワンシーン・ワンカットのドラマ「short cut」を撮ったが、そのときの出演者は3名で、森の中というシチュエーションだった。

 そんな大変な挑戦も、三谷監督にはよほどやりがいがあったのだろう。今回の出演者は主要な12名に加えて多数のエキストラ、柱や階段など障害物の多い空港で撮影をするという、規模を拡大しての長回しへの再チャレンジとなった。

 撮影は松本空港で行われ、撮影に許された時間は営業開始前の早朝のみ。撮影は6日間続けられたが、早朝の1日1回しかチャンスはなく、6日間の中でOKテイクを狙うという試みだった。キャストやスタッフは念入りにリハーサルをし、NGは絶対に許されないという状況の中、三谷監督はなんとギリギリまで演出を変更。撮影開始から数日がたち、俳優たちが慣れてきたところで、一方の俳優に演技の変更を指示し、それを受ける相手の俳優には何も知らせずにリアルなリアクションを捉えようというサプライズ演出が行われた。

 出演者の香川照之は「新鮮さを注入して役者の素の反応を見ようという三谷さんの演出はわれわれにとって最大のプレゼント。そういう追い込みは役者にとっても非常に痛快な瞬間」と演技派の香川らしいコメントで絶賛した。

 ワンシーン・ワンカットと三谷監督の究極の演出により緊張感を限界まで高めた結果、物語や登場人物の可笑しさが倍増する。しっかり計算され尽くしているからこそ、三谷幸喜の笑いは大衆から絶大な支持を得ているのだろう。

 「大空港2013」は長野の空港で働くグランドホステスを中心に、天候不良で急きょ空港に降り立った1組の家族の大騒動を描いたコメディー。(岩永めぐみ)

ドラマ「大空港2013」は12月29日よる10:00よりWOWOWプライムにて放送


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