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「人造人間キカイダー」、40年を経て新作映画で復活!

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40年以上の時を経て実写リメイクが実現する「人造人間キカイダー」
40年以上の時を経て実写リメイクが実現する「人造人間キカイダー」 - (C)石森プロ・東映 (C)2014「キカイダー」製作委員会

 配給大手・東映の2014年ラインナップ発表会が30日、都内で行われ、石ノ森章太郎氏原作による1970年代の特撮テレビ番組「人造人間キカイダー」が、放送からおよそ40年の時を経て映画『キカイダー REBOOT』としてリメイクされることがわかった。

 ドラマは1972年から1973年にかけてテレビ朝日で放送。ロボット工学の世界的権威である光明寺博士よって作られた人造人間キカイダーことジローが、悪の科学者プロフェッサーギルの率いる秘密結社と壮絶な戦いを繰り広げる。石ノ森氏による漫画版も同時に連載された。

 左右非対称で赤と青に色分けされたキカイダーの奇抜なデザイン。また機械であるジローの体には、不完全な「良心回路」が組み込まれており、正義の心と悪の指令に揺れる危うさを秘めたヒーロー像が人気を呼んだ。

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 当時ライダーと並ぶ人気を博しながら、これまで東映ヒーローの集合映画やアニメ版の製作に留まり、ストレートな実写作品としてのリメイクがなかったという同作。その理由を東映の白倉伸一郎プロデューサーは、「内容がすごく難しい。上面の物語ということではなく、石ノ森先生の生み出したテーマが非常に深く、なかなか手が出せなかった」と説明。実際これまで幾度も企画が持ち上がっては却下されてきたというが、角川の協力もあり企画が実現。名作の復活が決定した。「ある種東映の源流といっても過言ではない」と気合を込める。

 映画の舞台となるのは近未来の日本。人間の手に負えない問題をロボットに解決させる「ARKプロジェクト」の中枢であるロボット工学の権威・光明寺ノブヒコにより作られた人造人間キカイダーことジローが、光明寺の謎の死の後に暴走するプロジェクトに戦いを挑む。ドラマ版の伴大介に代わってジローにふんするのは、ドラマ「理想の息子」などの入江甚儀。光明寺の娘でジローとの触れ合いにより心を取り戻していくヒロインのミツコを佐津川愛美が演じる。そのほか長嶋一茂本田博太郎原田龍二らが出演。監督は『SHINOBI』の下山天が務める。脚本作業だけで2年の時間が掛かったという本作。白倉プロデューサーは「プリキュアなら4本、ライダーなら6本作れてしまう時間をかけた」と語っており、期待がかかる。(編集部・入倉功一)

映画『キカイダー REBOOT』は5月24日より全国公開

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