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トライベッカ映画祭のオープニング作品は、ラッパー、ナズを描いた映画に!

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『タイム・イズ・イルマテイック(原題)』では父親との関係が描かれるナズ
『タイム・イズ・イルマテイック(原題)』では父親との関係が描かれるナズ - Frazer Harrison / WireImage / Getty Images

 今年で第13回を迎えるトライベッカ映画祭のオープニングナイトの作品が『タイム・イズ・イルマテイック(原題) / Time is Illmatic』に決定したことが同映画祭のオフィシャルサイトによって明らかになった。

 本作は、ラッパーのナズの1994年のデビューアルバム「イルマティック」を題材に、そのアルバムがヒップホップ界に与えた影響と、ジャズ・ミュージシャンである父オル・ダラとの家族関係などが描かれているそうだ。

 トライベッカ映画祭は、4月16日~27日まで行われ、今作は4月16日に上映された後、この「イルマティック」に含まれた楽曲をナズがパフォーマンスすることになっている。

 昨年のオープニングナイトは、バンド、ザ・ナショナルを描いたドキュメンタリー作品で、今年もまた音楽を題材にした映画がオープニングを飾ることになる。90年代半ばを席巻したヒップホップ歌手を扱った映画ならば、ニューヨークのファンも期待できそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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