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押井守「ガルム・ウォーズ」、特殊な一族の末裔が出てくるファンタジーに!

押井守「ガルム・ウォーズ」、特殊な一族の末裔が出てくるファンタジーに!
「基本的に海外の映画」と語った押井守監督

 「機動警察パトレイバー」の実写版プロジェクト第2弾『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第2章』の公開を記念し、押井守総監督がホストを務めるトークイベント「第2回 マモルの部屋」が12日、新宿ピカデリーで行われ、押井監督が現在推し進めている初の英語実写映画『ザ・ラスト・ドルイド: ガルム・ウォーズ(原題) / The Last Druid: Garm Wars』について言及した。

 トークショーの最中に次回作について質問された押井監督は、カナダとの国際共同制作作品『ザ・ラスト・ドルイド: ガルム・ウォーズ(原題)』のタイトルロゴをスクリーンに初披露。

 「向こうとの契約があって、キャラクターなんかは見せられないんだけど、基本的に海外の映画。来月、ダビングのためにカナダに行きます」という押井監督は、「ケルティックな世界のファンタジーで、特殊な一族の末裔(まつえい)が出てくる物語。実写で撮影しているものの、半分以上がCGだったりと、パトレイバーとはかなり違う。はるか昔にアニメのように実写を撮りたいと思っていたんですが、ようやくそれが実現した」と感慨に浸りながら、謎に包まれている新作の一端を明かした。

 この日は、押井が監督した映画『機動警察パトレイバー2 the Movie』でプロデューサーを務めていたProduction I.G代表取締役社長の石川光久と、同作でCGプロデューサーを担当した宮下俊をゲストに迎えた。「だいたいのプロデューサーとはケンカ別れしてしまうのに、石川とはなぜか長い付き合いになった」という押井監督。石川は「『エヴァ』とか『進撃の巨人』とか、ヒット作が出て会社がもうかると無性に押井さんの作品が作りたくなる。いわば“押井税”みたいなもんだよね」と笑う。

 それに対して「俺は税金を集めて売れない映画を作ったかもしれないけど、いいものは還元しているはずだよ」と笑顔を見せた押井は、「やはり映画でもうけた金は映画で使うべきなんだよ。結果として人が育つし、優秀な人間はいい仕事からしか生まれない。そのためには、採算を度外視して、情熱が集まる場所を作ることだよ」と力説。さらに「『攻殻機動隊』だって結果的にはテレビ版にして、たんまりもうけたわけだろ」と軽口をたたき、石川を苦笑いさせていた。(取材・文:壬生智裕)

『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第2章』は新宿ピカデリーほか公開中


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