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イケメン新ヒーロー「フラッシュ」がアメリカのお茶の間に登場!

コミコン2014

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サンディエゴの街中にもフラッシュが! ビルに描かれた広告ビジュアル
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 先月末に米サンディエゴで開催され、大盛況のうちに幕を閉じたコミコン・インターナショナル(以下、コミコン)。ポップカルチャーの祭典として名高いこのコンベンションに欠かせないのがアメコミヒーローたちの存在だ。今年もディズニーの抱えるマーベル、そしてワーナー・ブラザース傘下のDCコミックスが新作関連の情報を発表し、しのぎを削っていた。

 そんな中で注目を集めているのが、ヒーローたちのテレビドラマ進出。中でも現在は、DCコミックスのヒーローが主人公の「ザ・フラッシュ(原題) / The Flash」が注目を浴びている。製作チームが全面的に参加するなど、すでにヒット中のドラマ「ARROW/アロー」とも関係が深い作品だ。フラッシュとなる主人公のバリー・アレンは、グラント・ガスティンが演じている。

 グラントは、人気ドラマ「Glee」にゲスト出演していた24歳の若手俳優。ハンサムで温かさを感じるルックスは、女性ファンのハートをつかむこと必至。コミコンで披露された初回エピソードでは、彼が演じる主人公のバリーが、科学研究所の爆発事故で起きた謎の閃光(せんこう)に打たれて昏睡状態に陥った後、超人的な回復力を持ち、文字通り閃光(フラッシュ)のごとく超高速で走れる体となって目覚める姿が描かれる。

 バリーは、自分の力に困惑しつつも英雄として悪に立ち向かうと共に、幼いころに亡くなった母親の死の原因となった、謎の光体の正体をつかむための戦いに挑む。特筆に値するのが、ヒーロー役を務めるグラントの演技力。その演技にはハートが感じられ、パイロット版上映では、その繊細な表現に思わず涙ぐむ観客の姿も見られた。主演俳優のルックスと充実の内容がそろった「ザ・フラッシュ(原題)」。ヒットの兆し濃厚である。(文・取材:明美・トスト / Akemi Tosto)

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