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高畑充希、流血覚悟のヘレン・ケラー役に、アミノ酸と筋トレでのぞむ

高畑充希、流血覚悟のヘレン・ケラー役に、アミノ酸と筋トレでのぞむ
劇中では激しくぶつかり合うバトルシーンも演じる高畑充希(左)、木南晴夏

 三重苦の障害を抱えた少女ヘレン・ケラーと家庭教師・サリヴァン先生の物語として知られる名作舞台「奇跡の人」が、高畑充希、木南晴夏の主演で10月に上演となる。23日、都内スタジオで行われた公開稽古で、高畑と木南は、劇中で展開される激しい取っ組み合いのバトルシーンを演じ、森新太郎演出による新版への意気込みを語った。

 見えない、聞こえない、しゃべれない盲ろうの少女と彼女を導く聖人教師の美談というイメージの強い本作だが、今回の演出は、それとはかなり違うという。障害を持つゆえ、家族に甘やかされ、わがまま放題に振舞うヘレンと、母を早くに亡くし父に捨てられ、孤独にもう人を決して愛さないと誓うサリヴァン。2人は、激しくぶつかり合いながら、それぞれの人生をスタートさせる。

 NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の希子役や大河ドラマ「軍師官兵衛」で黒田長政の妻・糸役を演じ注目される高畑は「少し前、稽古中にひたいのところをケガして、バンソウコウを貼ったら、研ナオコさんみたいになってました。家でお風呂に入って『こんなところにアザが』と気づくこともよくあります。この舞台は5年ぶりなんですが、以前、本番中に流血したことがあって、今回は血だけは流さないようにと思います」と、激しい格闘シーンについて話した。高畑は2009年に上演された「奇跡の人」でもヘレン役を演じ、今回5年ぶりに同役に挑む。

森新太郎
抱負を語った注目される演出の森新太郎

 新キャストとしてアニー・サリヴァンを演じる木南が「アクションでヘトヘトになっていたら『まだまだ序の口だよ』って(演出の)森さんにいわれて。(高畑)充希ちゃんとは初共演ですが、毎日疲れて、飲みにも行けてません」と続けると、高畑も「みんなはセリフがあって言葉の掛け合いができていいなって。わたしはセリフがないので、孤独で寂しい。人と会話したいです。言葉じゃなくカラダを使うので、アミノ酸を買って、筋トレしています」と、涙ぐましい影の努力を語り、笑いを誘っていた。

 第21回読売演劇大賞大賞・最優秀演出家賞、第64回芸術選奨文部科学大臣新人賞(演劇部門)を受賞し注目される演出の森新太郎は「2人がぶつかり合い、闘っていく姿から、本当の愛情とは何かということを、訴えかけられる舞台にしたい」と抱負を語っていた。(取材/岸田智)

舞台「永谷園Presents『奇跡の人』」は10月9日から10月19日まで東京・天王洲 銀河劇場 10月21日に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演


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