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元ゲイ活動家を描いた異色作とは?ジェームズ・フランコが語る【第65回ベルリン国際映画祭】

元ゲイ活動家を描いた異色作とは?ジェームズ・フランコが語る
作品について語るジェームズ・フランコ - Photo:Yukari Yamaguchi

 現地時間9日、第65回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に出品されている『アイ・アム・マイケル(原題) / I am Michael』のジャスティン・ケリー監督、主演とプロデューサーを務めたジェームズ・フランコ、プロデューサーのローレン・セリグが会見を行った。

 エグゼクティブ・プロデューサーとしてガス・ヴァン・サントも名を連ねる本作は、サント監督の映画『ミルク』同様、ゲイであることを公表していた実在の人権活動家を描いている。だが、最後までマイノリティーのために活動し、暗殺されたハーヴェイ・ミルクの物語と本作の印象はだいぶ違う。

 『アイ・アム・マイケル(原題)』の主人公マイケル・グラッツェは、ゲイ・マガジンを世に送り出すなど精力的な活動家だったが、キリスト教に深く傾倒した後、自分はゲイではないと宣言した。フランコは「ジャスティン(・ケリー監督)が素晴らしいのは、大きな問題を提示し、判断を観客に委ねていることだ。彼(マイケル)は自分にうそをついていないか? 彼は救われたのか? とらわれたのか? その全てが観客の前に差し出される」とあえてグラッツェをどう思うか明言することは避けた。

 これまでにもジェームズ・ディーン、アレン・ギンズバーグと実在の人物を演じてきたフランコ。そのことについて問われると、デイン・デハーンがジェームズ・ディーンにふんした『ライフ(原題) / Life』で本映画祭に参加していることを引き合いに出し、「彼もディーンを演じているし、(『キル・ユア・ダーリン』では)ギンズバーグの友人役もやっていたね。なんで僕に執着しているんだか、わからないよ」と笑わせた。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)

第65回ベルリン国際映画祭は現地時間15日まで開催


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