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5人の俳優が12年間同じ役を演じ続けた、嵐主演の映画とは?

5人の俳優が12年間同じ役を演じ続けた、嵐主演の映画とは?
八塩団地ってこんなところ? - (C) 2014 J Storm Inc.

 都内最後のマンモス団地、東京湾の隅に浮かぶ離島・八塩団地で育った5人の少年を主人公にした、嵐主演の『ピカ☆ンチ』シリーズ最新作『ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶん HAPPY』のDVD&ブルーレイが発売された。3作で12年間を描いた本シリーズ、その魅力に迫ってみた。

 主演は大野智、二宮和也、松本潤、相葉雅紀、櫻井翔の5人。人気絶頂の嵐だからといって、この作品をアイドル映画に分類するのはもったいない。単に彼らのカッコイイ面を見せる映画ではなく、ハチャメチャな疾走感の中にも5人の友情と成長を描き、時代の空気を切り取った物語になっているのだ。

 第1作『ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY』が公開されたのは2002年のこと。堤幸彦監督らしいオフビートな青春ストーリーで、高校卒業を前にした5人の少年たちが、ダサくて温かい「団地」という空間の中、ユルくてクダラナイからこそ輝く日々を過ごす姿を描いた。2004年の第2作『ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARD だから HAPPY』では、現実の時間経過と同じく3年後の5人が再びスクリーンに登場。大人へとステップアップする微妙な時期を等身大に映し出した。

 そして、さらに10年の時を経て、2014年に製作されたのが『ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶん HAPPY』。第1作で高校生だった彼らも、今や30代の青年となった。現実の嵐が年齢を重ねた分、キャラクターも成長しているのだ。この手法は、今回のアカデミー賞で話題となったリチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』をほうふつさせる。いや、むしろ、リアルタイムで劇中のキャラクターを追うという点では、同監督の『ビフォア』3部作の方が近いかもしれない。そうした点で『ピカ☆ンチ』シリーズは、リアルとスクリーンの垣根を取り払う面白い試みの作品といえる。

 ちなみに、最新作の『ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶん HAPPY』は、あくまでもスピンオフ作品という位置付け。だからこそタイトルの読み方も「ピカンチ・トリプル」ではなく「ピカンチ・ハーフ」となっている。またいつか、正式な第3弾が実現することを期待せずにはいられない。(文・杉浦真夕)

『ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶん HAPPY』DVD&ブルーレイは発売中、3月18日(水)DVDレンタル開始


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