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若手女性監督が手掛けたジェームズ・フランコ主演の新作とは?

若手女性監督が手掛けたジェームズ・フランコ主演の新作とは?
左から、撮影監督ブルース・ティエリー・チャン、パメラ・ロマノウスキー監督、エド・ハリス

 人気俳優ジェームズ・フランコ主演の新作『ジ・アデラル・ダイアリーズ(原題) / The Adderall Diaries』について、パメラ・ロマノウスキー監督、エド・ハリス、撮影監督ブルース・ティエリー・チャンが語った。

 本作は、作家スティーヴン・エリオットの同名回想録を映画化したもの。スランプに陥った作家スティーヴン(ジェームズ・フランコ)は、疎遠だった父親ニール(エド・ハリス)から、公共の場で、自身の作品がねつ造であると非難される。そんなとき妻の殺害容疑で逮捕された男の裁判で知り合ったニューヨーク・タイムズ紙の記者ラナ(アンバー・ハード)と恋に落ちるが、スティーヴンは徐々に薬物依存症や父親との確執に悩まされていく。

 パメラにとって長編初監督作品となる本作は、かなり複雑なコンセプトだ。「スティーヴンの回想録は、確かに複雑な作品ではあるけれど、多くのことを考えさせられ、印象深かった。わたしはニューヨーク大学の大学院生のときにジェームズ・フランコと友人になり、そのときの大学院生たちがジェームズと共に製作した映画が『スパークリング・デイズ』という作品だった。その作品を気に入ってくれた彼が、今作を製作する手助けをしてくれたの」と思わぬ過程から製作のきっかけが生まれたことを語った。

 父親ニールを演じたエドは、真実味のある演技について「ニールとスティーヴンの若い頃の回想シーンは、映画の中ではわずかな映像だが、実際の撮影ではちゃんと一つのシーンとして撮影された。スティーヴンの若い頃を演じたティモテ・シャラメとのシーンでは、僕は彼を何回も殴っていて、とても暴力的でリアルだった」と語った通り、暴力的だった父親の過去を熱演している。

 撮影監督としてのコラボについて、ブルースは「スターが出演し、(俳優たちが即興的に)本能で演技をするようなこの作品では、できる限り邪魔にならないようにした。ジェームズ、エド、アンバーらが演技しやすい空間をリハーサルで作ってから、カメラを回していた。撮影ではステディカムやロングレンズを使用し、俳優たちの演技次第で臨機応変に対応し、パメラや俳優たちを撮影準備で待たせないようにした」と経験不足を機材とさまざまな対応で補ったようだ。

 映画は、フィクションと事実が交錯しながら描かれる興味深い作品で、20代のパメラ・ロマノウスキー監督の才能をうかがわせる作品だ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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