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長谷川博己、二階堂ふみに自信喪失させられた過去を告白

長谷川博己、二階堂ふみに自信喪失させられた過去を告白
再共演にしみじみ……長谷川博己と二階堂ふみ

 女優の二階堂ふみと俳優の長谷川博己が16日、都内で行われた映画『この国の空』完成披露試写会に出席。二階堂とは2013年の『地獄でなぜ悪い』以来の共演となった長谷川は、二階堂の演技力を目の当たりにし、自信喪失させられた過去を告白した。

 芥川賞作家・高井有一の谷崎潤一郎賞受賞作を基にした本作は、終戦間近の東京で妻子がいる市毛(長谷川)と道ならぬ恋に落ちる19歳の里子(二階堂)を軸に、激しい空襲と飢餓が迫る恐怖の中を生きる人々の姿を丹念に描いた人間ドラマ。

 主人公・里子を演じた二階堂は、本作で朗読する女流詩人・茨木のり子の「わたしが一番きれいだったとき」を中学生の頃に国語の教科書で読み、「これが戦争というものと肌で実感した」という。そのため、「戦争を題材にした映画に出る際は、肌で感じるものをやりたいと思っていた」そうで、念願かなった本作の初お披露目に「胸に来るものがあります」と感慨深げ。戦争についても「体験した方から話を聞いて、伝えていかなければいけない」と真摯(しんし)な思いを口にした。

 そんな二階堂と再共演を果たした長谷川は、「すっかり大人っぽくなって、成長の過程を見られた喜びがある」と父親のような眼差しを向けてしみじみ。また、「初めて共演したときからすごい女優だと思った。自分が10代のときはこんなことできなかったなと落ち込んだ覚えがある」と二階堂の女優としての才能に驚愕(きょうがく)したことを明かした。

 一方、長谷川に対して「何度かご飯もして、仲の良いお兄ちゃんみたいな感じ」という二階堂は、「たくさん引き出してもらえたところがあった」と撮影を振り返ると、「ご一緒できて良かった」と感謝の言葉を述べた。

 この日は、工藤夕貴、富田靖子、荒井晴彦監督も出席。「誰も死なない、誰も血を流さない、ジーンと不思議な感動が湧き上がる、今の映画にはない不思議な世界観がある」と工藤が語ると、富田も「日本語がキレイだとあらためて認識させてもらった作品」と絶賛。「原作をうつしただけ」と謙遜する荒井監督を照れさせていた。(取材・文:鶴見菜美子)

映画『この国の空』は8月8日より全国公開


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