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女優・大島優子の“すごみ”「修羅場をくぐってきた人は違う」監督語る(1/2)

女優・大島優子の“すごみ”「修羅場をくぐってきた人は違う」監督語る
大島優子とタナダユキ監督 - 写真:本房哲治

 AKB48卒業後初となる主演映画『ロマンス』で等身大の役柄に挑んだ大島優子。これまで感じたことのない解放感で臨んだという本作は、彼女をイメージして書かれたオリジナル脚本だ。『百万円と苦虫女』以来、実に7年ぶりとなるオリジナル作品を手掛けたタナダユキ監督と大島が、本作への思いなどを語り合った。

 タナダ監督は以前から、テレビで見る大島のはじけるような笑顔の胸中を思い描いていたという。「AKB48時代から“推しメン”で、気になる存在でした。わたしにとって大島さんは、全てをわかって引き受けているようなイメージ。彼女のはじける笑顔を見ながら、すでにドラマを感じていたのだと思います。彼女のいろいろな表情を見てみたいと思いました」

 大島が演じる主人公の鉢子は、ロマンスカーのアテンダント。しっかり者でそつがないが、一方で人に流されやすく優柔不断な面もある。台本を読んだときは自身を想定して書かれたと知らなかったという大島だが、「自分の持っていた感情を、代わりに鉢子に全部出しているようでした。わたしの中で閉ざしていたものを開けてもらったような感覚がありました」と大いに共感した様子。

 「時間を割いて、自分のことを考えて、作っていただいた。タナダさんの7年ぶりのオリジナル脚本で、卒業後初主演。本当に幸せな撮影だったんだなとあらためて感じています」と喜びをかみしめ、「全てが解放されていたんです。何もかも無理がなくて、違和感もなかった。あんなに心地よく撮影できたなんて、あの感覚はもう一生ないんじゃないかと思っています」と撮影を振り返った。

 そんな大島についてタナダ監督は「『素晴らしい』の一言。本当に細やかなお芝居がきちんとできる。例えば、わたしがキャッチャーで『外角、低め』みたいな構えをしたら、そこにズバッと来るんです。それでいて、『ここはあえてボール』というか、変なところに球をやっていいよと指示すれば、そこにも来られる。鉢子という人物に息を吹き込めたのは大島さんしかいなかっただろうと思います」と絶賛する。

 一方、大島自身は「心地よくできた」という撮影だが、期間はわずか2週間。ロマンスカーの走る時間も決まっており、タナダ監督は毎朝、「撮り切れるのか」と不安になることもあったという。「クランクアップしたときに、大島さんから『こんなにリラックスできた現場は初めてでした』と言われて、シビれました。やっぱり、修羅場をくぐってきた人は違うなと」と笑いながら感心した。


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