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アレサ・フランクリンの伝説のライブコンサートを描いたドキュメンタリー映画が映画祭で上映中止!

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訴えを起こしたアレサ・フランクリン
訴えを起こしたアレサ・フランクリン

 米音楽界の「クイーン・オブ・ソウル」として親しまれているアレサ・フランクリンが、1972年に制作されたアルバム「Amazing Grace」を使用したドキュメンタリー映画『アメイジング・グレイス(原題) / Amazing Grace』の海外国際映画祭での上映に対して訴えを起こし、中止させたことが The Hollywood Reporter ほか複数メディアで報じられた。

 「Amazing Grace」は、ロサンゼルスの教会ニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト・チャーチで2日間にわたって制作されたゴスペルのライブアルバム。この伝説のライブコンサートを映画『トッツィー』『愛と哀しみの果て』の故シドニー・ポラック監督が、ドキュメンタリー映画として撮影し、ワーナー・ブラザース配給のもと公開される予定だった。ところが録音された音声と映像を合致することができず日の目を見ぬままお蔵入りとなった。

 だが、アレサと共にアトランティック・レコードで働いていたアラン・エリオットがこのお蔵入りになっていた作品に興味を示し、この話をポラックさんに持ちかけ、映画化に向けて始動していたが、ポラックさんが2008年に亡くなってしまった。その後もポラックさんの遺志を継いで、録音された音声と映像を合致させて映画を完成させた。そして再びワーナー・ブラザースのもと、コロラド州のテルライド映画祭、トロント国際映画祭で上映する予定だったが、アレサが緊急差しどめを裁判所に請求し、急きょ上映中止となった。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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