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1日が30時間に…昼夜を問わない過酷な撮影で感覚が麻痺した東出昌大×桐谷健太×土屋アンナ

1日が30時間に…昼夜を問わない過酷な撮影で感覚が麻痺した東出昌大×桐谷健太×土屋アンナ
新たな伝説、誕生! 土屋アンナ&東出昌大&桐谷健太 - 写真:高野広美

 伝説的バイオレンスアクション『GONIN』の20年ぶりの新作、『GONIN サーガ』で、石井隆監督の撮影現場を体験した東出昌大、桐谷健太、土屋アンナが、さまざまな感覚が麻痺(まひ)するほど、わけがわからなくなったという過激な撮影の裏話を明かした。

 まずは主人公の勇人を演じた東出。主演だが、周囲の空気を意識するような余裕はまるでなかったという。「実は編集する前は4時間半あったエピソードを2時間10分の完成作にしているんです。200カット以上のシーンを昼夜問わずに撮影していましたから、みんな自分の最善を尽くすのみでした」

 勇人の兄貴分、大輔役の桐谷には特にキツかった場面があるという。「床下でのシーンは朝から晩までずっと撮っていた気がするけど、どんな感じだったかは覚えてない」。証拠に、彼が「3日くらいかけて、撮ったんだっけ?」と言うと、東出が「5日じゃなかったっけ?」とこちらもうろ覚えの様子。「『1日30時間くらいあるのかな』と思うほど、時間の感覚が麻痺(まひ)して、わけがわからなくなることもありました」と苦笑した。

 土屋は大輔の初恋の女性、麻美役。周りにはほぼ男性の役者しかいなかったが、逆に気が楽だったとあっけらかん。その一方で、スプリンクラーから水を大放出したシーンには泣かされた。「すごく寒かった。あのときは『無』になりました」。「アンナちゃんは薄着だったから」とフォローした桐谷も、「『よ~い』と言っているときから、スプリンクラーが回っていて、なかなか目も開けられない。普通の環境とは全く違うからこそ引き出された演技もあったと思う」と振り返った。

 究極の体験が、彼らの限りなくリアルに近い演技を引き出した『GONIN サーガ』。新境地を開拓した三人を中心に、また新たな伝説が生まれたことは言うまでもない。(取材・文:高山亜紀)

映画『GONIN サーガ』は9月26日より全国公開


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