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岡田准一、阿部寛ら日本映画初のエベレスト5,200メートル付近での撮影に挑む【第28回東京国際映画祭】(1/2)

岡田准一、阿部寛ら日本映画初のエベレスト5,200メートル付近での撮影に挑む
「EVEREST フレンドシップ会見」内にて行われた製作過程報告に出席した(左から)夢枕獏、角川歴彦、マダン・クマール・バッタライ特命全権大使、平山秀幸監督

 映画『エヴェレスト 神々の山嶺』製作過程報告が25日、現在開催中の東京国際映画祭「EVEREST フレンドシップ会見」内で行われ、製作代表の角川歴彦、原作者の夢枕獏、平山秀幸監督が出席した。

 本作は、作家・夢枕獏のベストセラー小説「神々の山嶺」を映画『愛を乞うひと』の平山秀幸監督で映画化。ある一台のカメラと出合った男が、偉大で過酷な山・エベレストに魅了されていく姿を描いた物語。岡田准一、阿部寛、尾野真千子ら実力派俳優たちが顔をそろえ、迫力ある映像と共に、重厚な人間ドラマが展開される。

 これまで何度も映像化の企画があがったが立ち消えになってしまったという原作の映画化。夢枕は「この作品は、エベレスト現地での撮影なくしてはありえないため、ハードルが高く実現しなかった」と語ったが、日本映画史上初となるエベレストの5,200メートル付近での撮影が実現した。

 製作代表の角川は「スケールが大きすぎて実現は厳しいと思っていたところに、東宝さんやTBSさんがパートナーとして協力してくれるという話になった。また平山監督が『ぜひ挑戦したい』と言ってくれたんです」と企画スタート時を振り返ると「エベレストでの撮影であるということは、俳優さんにも山に登ってもらわなくてはならない。そんな高いハードルがある中、岡田さんや阿部さん、尾野さんという俳優さんが挑んでくれた」とキャスト陣に敬意を表する。

 メガホンをとった平山監督も「スタッフや役者が5,000メートル級の山に登って撮影するのは大変な覚悟が必要でしたが、ネパールのスタッフやコーディネーターなどあらゆる人たちの支えで仕事ができました。映像の素晴らしさは映画を観ていただければわかると思います」と作品への自信を見せると共に、ネパールの人々への感謝を忘れなかった。

 そんなネパールは4月25日にマグニチュード7.9という強い地震に見舞われ、多くの被害に見舞われた。くしくも3月に撮影された本作は、震災前の美しい映像が納められている。この日は、撮影を含め大変お世話になったネパールの人々に、少しでも手助けをしたいという思いから、本作映画製作陣より、在日本ネパール国大使に義援金が送られた。マダン・クマール・バッタライ特命全権大使は「ネパールの大自然や伝統文化を知ってもらえて光栄です。倒壊前の自然や文化遺産も収められた貴重な映画。成功を祈っています」と語っていた。(磯部正和)


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