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オダギリジョー、コメントに詰まる「なんてコメントすりゃいいの?」

オダギリジョー、コメントに詰まる「なんてコメントすりゃいいの?」
「なんてコメントすりゃいいの?」オダギリジョー

 俳優のオダギリジョーが14日、都内で行われた主演映画『FOUJITA』の初日舞台あいさつに出席した。この日は、共演の中谷美紀、メガホンを取った小栗康平監督と共に、映画公開を記念して日本人画家・藤田嗣治にふんしたオダギリそっくりの等身大マネキンも登場。本編にも出演しているこのマネキン、撮影のときに見ていないというオダギリは、初めて目にする分身に、「なんてコメントすりゃいいの?」と照れ笑いを浮かべ、観客の笑いを誘った。

 オダギリが演じる藤田は、1913年にフランス・パリに渡り、エコール・ド・パリ(パリを中心に活躍した外国人画家たちのグループ)の寵児として“フーフー”(お調子者)の愛称で親しまれた人気画家。シャンゼリゼ通りには藤田そっくりのマネキンが飾られたという逸話があり、劇中でもこの日登壇したオダギリ版藤田のマネキン(衣装は別)が登場する。

 マネキンを眺めながらオダギリは、「実は今日、初めて見たんですよ。現場では見ていなかったので。もう二度とこんな格好しないと思うから、マネキンで残るのはうれしいですね」と真顔で語りながらも、目の前にある自分そっくりの顔にこらえきれなくなったのか「なんてコメントすりゃいいの?」と笑顔がこぼれた。これに対して中谷が、「これ、ご自宅に持って帰るんですか?」と問い掛けるとオダギリは、「いや、これが家にあったらマズくないですか? 門番にもならないし、家がバレるし……」と苦笑いしていた。

 脚本の段階からマネキンが登場することになっていたという小栗監督は、「当時、藤田のことを『宣伝屋』と悪く言う人も居たようですが、絵画の本場パリで日本人が勝ち上がっていくのは相当なこと。その中で、藤田の一つの戦略として、フーフーと呼ばせたり、マネキンを置いたり、本人はぜんぜんOKだと。映画の中では暗かったのでわかった方が少なかったようですが」と語り、藤田という人物を表現する大切なファクターであったことを明かした。

 なお公開初日とあって、この日は終始和やかな雰囲気でトークが進み、三人三様、お互いを称え合う姿も。そんな中、オダギリは「これまで『東京タワー』(映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』)のオダギリと言われることが多かったですが、これからは『FOUJITA』のオダギリと呼んでほしい。僕の代表作になりました」と胸を張っていた。(取材・坂田正樹)

映画『FOUJITA』は角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開中


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