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博多華丸・大吉が感じた“パロディー問題”のズレ お笑い芸人としての思い

博多華丸・大吉が感じた“パロディー問題”のズレ お笑い芸人としての思い
モノマネで全国区になったお笑い芸人としても抱く思い - 博多華丸・大吉

 テレビアニメの自主規制騒動や、現在進められている環太平洋連携協定(TPP)締結に向けての著作権法の改正(内閣は二次創作の市場を萎縮させない方針)により、注目を浴びているパロディー問題。モノマネや替え歌などを扱うお笑い芸人からも同問題への関心が寄せられている中、博多大吉は「いろんな問題もあるのでしょうけど、その時面白いと思ったことをやるだけかなと思います」とお笑い芸人としての思いを明かした。

 博多華丸が「R-1ぐらんぷり」などで披露した故・児玉清さんのモノマネをきっかけに、地元福岡だけでなく一気に全国区にその名を知らしめた博多華丸・大吉コンビ。ブレイクを振り返り、大吉は「僕らが一番恵まれていたなと思うのは、(華丸がモノマネした)児玉清さんや川平慈英さんもそのネタをすごく喜んでくださったことだと思います」と感謝の気持ちを語る。

 その一方で、「今はパロディーをしてダメとなったことが大きなニュースになって、それでみんながパロディーのことを知る。なんか順序が逆になってしまっているじゃないですか」と彼らが思う現状のズレについて言及。また「もちろんその(パロディーをされる側の)方々の感情もあると思いますが」と前置きをした上で、「華丸がモノマネするまで、川平さんは今までそんなに『ムムッ』って言われていなかったのに、今では川平さんの方から(モノマネを)超えてくる勢いで言われている。そういう相乗効果もあるんだなと」と過去の経験から、する側される側の双方にメリットが生まれる可能性もあると説明する。

 「僕らは後から怒られればいいかなという人間ですし、一切気にしません」と自分たちのスタイルを崩さないと語る大吉にうなずく華丸。二人が今度声優を務める人気ゲーム「妖怪ウォッチ」の劇場版第2弾『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』も、テレビアニメのパロディーネタなどでファンを喜ばせてきたアニメの一つだ。パロディー元に配慮して自主規制する風潮がある中、本作は今回の劇場版でもとあるテレビ番組をほうふつさせるようなパロディーで物語を進行させるなど独自の路線を突き進んでいる。華丸・大吉によると、「親子で話題が弾むような、実写ではできないパロディーがたくさん詰まっている」とのこと。

 華丸が「(パロディーを)される側にもうれしいこともあったりするのに、制限をすることでされる側もつらい思いをしてしまうこともあるでしょうしね」と言うと、大吉は「(パロディーには)良い面もありますので、後は判断される団体さん、視聴者さん、消費者さんがいらっしゃる中で、僕らは面白いことをやるだけかなと思っています」と話す。お笑いに対して真摯(しんし)に取り組む二人の決意は揺るがない。(編集部・井本早紀)

『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』は12月19日より全国公開


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