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バンクシーの作品をめぐる宝探し競争!NY狂乱の1か月に密着したドキュメンタリー

バンクシーの作品をめぐる宝探し競争!NY狂乱の1か月に密着したドキュメンタリー
1日目に公開された作品。少年の横は電話番号が書かれており、電話すると無料通話でオーディオガイドが聞けた。

 覆面アーティストのバンクシーが、ニューヨークの街角に毎日1点の作品を残し、場所を明かさずに公式サイトに投稿するという、2013年10月1日に開始された展覧会。その作品をめぐる“宝探し競争”が勃発したニューヨークの狂乱の1か月に密着したドキュメンタリー『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』の日本公開が3月26日に決定し、併せて公開された予告編では人々の熱狂ぶりとバンクシーの多大な影響力が明らかになった。

 バンクシーは、世界各地でゲリラ的に作品を描くことで知られる正体不明のストリートアーティスト。メトロポリタン美術館や大英博物館などに自身の作品を無断で展示したり、壁や路上に違法で絵を描いたりと、常にその行動が世間を騒がせている。また、ユーモアたっぷりにアート業界の暗部を映し出した初監督作『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』は第83回アカデミー賞ドキュメンタリー長編部門にノミネートされた。

 バンクシーがニューヨークに出没したことを伝えるニュース映像から始まる予告編では、情報化社会において匿名で居続け、神出鬼没なバンクシーの影響力が語られる。映像内で語られる「人々の反応も作品の一部だ」という言葉の通り、突然出現したアートにカメラを向けて熱狂する人々の姿がその価値を物語っている。

 一方で、公的な場に無断で絵を描く違法行為のために警察に追われるという場面も。しかし、違法行為にもかかわらず、バンクシーの落書きによって財産価値は上がり、作品を巡って“路上のバカ騒ぎ”が起きるという皮肉な結末に。「都市や屋外や公共の場所こそ、アートが存在するべき場所なんだ。アートは市民とともにあるべきだ」と語るバンクシーが、ニューヨークをジャックして描いた作品の行方は……? アートと社会の関係に切り込む注目の一作だ。(編集部・吉田唯)

映画『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』は3月26日より渋谷シネクイント、4月2日より渋谷アップリンクほか全国順次公開


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