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ジョージ・クルーニー、ドナルド・トランプは大統領になりえない【第69回カンヌ国際映画祭】

ジョージ・クルーニー、ドナルド・トランプは大統領になりえない
ジョージ・クルーニー - 第69回カンヌ国際映画祭フォトコールにて - George Clooney / Getty Images

 現地時間12日、第69回カンヌ国際映画祭でアウト・オブ・コンペティション部門に出品されているサスペンス映画『マネーモンスター』の会見が行われ、主演のジョージ・クルーニーが、アメリカ大統領選の共和党候補指名が確実となったドナルド・トランプ氏について「ドナルド・トランプ大統領は誕生しないよ(笑)。“恐怖”はわれわれの国を動かさない。われわれはイスラム教徒や移民や女性を恐れない」と語って拍手を浴びた。

 ジョージが本作で演じたのは、エンターテインメント色の強い財テク番組「マネーモンスター」の司会者リー・ゲイツ。ダンサーを引き連れて踊りながら株価予想や視聴者への助言をしていたリーだが、彼の言葉に従ったばかりに全財産を失ったと主張する男(ジャック・オコンネル)に番組をジャックされてしまう。リーは人質となったことで、自分自身、無自覚に誤情報を垂れ流していたことに気づき……。

 ジョージは、トランプ氏の躍進は厳しい質問もせずにただ彼の演説を流すニュース番組が生んだものだと批判。「それが事実だ。全ては視聴率のため。全てのケーブル局のニュースがそう。24時間のニュース番組はたくさんのニュースを知れることを意味しているのではなく、単に同じニュースを何度も見せられているだけ。『難民問題について話しましょう』とする代わりに、空の演台を映して『ドナルド・トランプまもなく登場』とするだけで視聴率は上がるんだから」「この映画は今の世界における危機を描いている。われわれは真実を語り、事実を知る力を失っているんだ」と力を込めた。

 この日はジョージのほか、共演のジュリア・ロバーツ、監督を務めたジョディ・フォスターら豪華なハリウッドスターが勢ぞろいした。ジュリアは意外にもカンヌ初参加となる。ジョディに続いて監督をしてみたいかと問われたジュリアは「そう聞かれるたびにちゃんと考えているんだけど、わたしは自分の知性と忍耐の限界を知っているから。4人以上の人たちに質問されてすぐに答えなくちゃいけないなんて無理(笑)。監督をすることは、わたしにとってはチェロを弾いたり、絵を描いたりするのと同じで、生まれ変わったら学んでみたいことなの」と監督デビューの可能性を否定していた。(編集部・市川遥)

第69回カンヌ国際映画祭は現地時間5月22日まで開催
映画『マネーモンスター』は6月10日より日本公開


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