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佐藤健、宮崎あおいと最後までコミュニケーションとれず…

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再共演に期待!!
再共演に期待!!

 俳優の佐藤健が24日、都内で行われた映画『世界から猫が消えたなら』大ヒット舞台あいさつに宮崎あおいと共に出席し、最後までスムーズなコミュニケーションをとれなかったことを嘆いた。

【写真】とは言え、見つめ合って話す二人

 川村元気によるベストセラー小説を実写映画化した本作。余命わずかな郵便配達員の僕(佐藤)が悪魔(佐藤二役)と取引し、1日の命と引き換えに世界からモノを消していく。そんな失われていく世界の中で、本当に大切なものや愛に気づいていく姿を描いた感動エンターテインメントだ。

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 2014年10月の撮影開始から約1年半、本作PRのために共に宣伝活動をしてきた二人が同じステージに立つのもこれが最後。佐藤は「そう思うとすごい寂しいし、感慨深いものがある」としみじみ。宮崎も気持ちは同じなのか、その言葉に聞き入っていた。

 二人にそれぞれの印象を尋ねると、宮崎は「すばらしく頼りになる青年でした。色々なことを見ているので、誰が何を必要としているのか、自分が何を求められているのかをすごくわかっていて、それを表現することがお上手です」とコメント。また、「気さくですよね。クールじゃないですもんね……ツンツンしてない」とも。それを受けて佐藤が「『あいつ、クールぶってツンツンしている』と思っている方に向けて言ってくれたんだよね」と気遣いに感謝すると、宮崎にその思惑はなかったようで困惑顔。そんな宮崎に、佐藤は「いつになったらスムーズにコミュニケーションとれるの? なんなの?」と不満を漏らし、「わかんない。どれだけ心を開いているかが最後までつかめなかったですね。逆にそういう人もいないので、すごい人だと思っています。深い人ですね。たぶん……」と思いをめぐらせていた。

 実は、川村からも「会話のラリーが続かない」と言われていた宮崎。それはシャイが故と考えたのか、佐藤は川村と「最終的な目標はあおいちゃんをカラオケに連れて行って、B'zの『ultra soul』を(シャウトしながら)歌ってもらうのが夢」と撮影中から話していたことを暴露。言わずもがな、その夢は叶わず、「今回は全然たどり着けなかった」と落胆する佐藤は、「いつか……。道のりは遠そうですけどあきらめていないので頑張ります」と目を光らせ、宮崎を苦笑いさせていた。(取材/錦怜那)

映画『世界から猫が消えたなら』は全国公開中

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