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新生ターザンのルーツは、なんと三船敏郎!

新生ターザンのルーツは、なんと三船敏郎!
ピラティスやヨガを取り入れながら肉体改造したアレキサンダー・スカルスガルド - (C)シネマトゥデイ/奥山智明

 映画『ターザン:REBORN』の主演俳優アレキサンダー・スカルスガルドが来日し、ターザンを演じるに当たって、思い描いたという「心のヒーロー」について語った。

 そもそも「ターザン」は、1910年代に小説家エドガー・ライス・バローズが執筆した冒険小説をもとに生まれたヒーロー。「アアア~!」という雄叫びと共にジャングルを駆け回る野生児のように描かれてきた。そんなイメージを本作は一新。物語は英国貴族となったターザンが、ロンドンでの静かな生活からスタート。しかし、ある策略でアフリカ・コンゴに赴くことになり、そこで敵に妻のジェーン(マーゴット・ロビー)をさらわれたことから、かつてジャングルで動物たちに育てられた野性を呼び覚ましていく……。

 見どころは、194cmのアレキサンダーがジャングルで服を脱ぎ捨て、ターザンと化した時の肉体美。まるで彫刻のようだが、「撮影前の4か月間で肉体改造をした」という。「重量上げをしながら、肉やポテトを食べて筋肉をつけて体を大きくした。でも、ボディビルダーのような体にはなりたくなかったし、ジャングルで動物のように動かなくてはいけないから、ピラティスやヨガを取り入れてしなやかに動く筋肉を作った」と明かす。

 現在39歳のアレキサンダーはスウェーデンのストックホルム出身で、父親はヨーロッパ映画界の大スターにして、ハリウッドの大作映画でも常連のステラン・スカルスガルド。「実は、ターザンは父のヒーローだった。だから、子どもの頃に『類猿人ターザン』(1932)などターザン映画を何度も観たよ。やっぱり、自分のこぶしと頭だけで戦うターザンが一番カッコイイ」と屈託なく笑う。

 そんな彼の憧れのヒーローは、なんと三船敏郎。「これも父の影響なんだけど、子供の頃、黒澤明のモノクロ映画が大好きだった。たった一人で敵に立ち向かう姿に夢中になったんだ」と言い、こう続けた。「今、ハリウッドの俳優たちは自分をカッコ良く見せようと頑張り過ぎて、かえってカッコ悪い。三船さんを見ると、自然体で頑張らなくても自信に満ちあふれている」と語り、多勢に無勢の危機に陥っても雄々しく立ち向かうターザンに、三船が演じたヒーローたちを重ねたという。

 思いがけず、明らかになったサムライ魂がこもった新生ターザン像。縦横無尽な戦いっぷりがさらに新鮮なものに見えてきそうだ。(取材・文:前田かおり)

映画『ターザン:REBORN』は7月30日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか2D / 3D全国公開


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