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ものまねじゃない!?オバマ大統領夫妻の初デートを描いた話題作

ものまねじゃない!?オバマ大統領夫妻の初デートを描いた話題作
ミシェル・オバマを演じるうえで心掛けたことを語るチカ・サンプター

 バラク・オバマ米大統領と夫人の初デートを描いた話題作『サウスサイド・ウィズ・ユー(原題) / Southside With You』について、パーカー・ソーヤーズとチカ・サンプターが、8月25日(現地時間)ニューヨークのAOL開催のイベントで語った。

 本作の舞台は1989年のイリノイ州シカゴ。夏から弁護士事務所で働く28歳のバラク・オバマ(パーカー)は、事務所の同僚弁護士ミシェル(チカ)を初デートに誘い出す。リチャード・タンネ監督がメガホンを取った。

サウスサイド・ウィズ・ユー
若き日のオバマ米大統領を演じることは困難だったとパーカー・ソーヤーズ

 若き日のオバマという大役を任されたパーカーは「オバマ大統領をまねることは、それほど大変ではないが、現在の彼のものまねをやめて、28歳のときの彼を演じるのは困難だった。それは現在の彼の身振りや動作を、(映画内では)まねではなく自然に演じる必要があったからだ」と語った。

 一方ミシェル役のチカは「彼女の兄クレイグ・ロビンソン執筆の自叙伝『ア・ゲーム・オブ・キャラクター:ア・ファミリー・ジャーニー・フロム・シカゴズ・サウスサイド・トゥー・ジ・アイビー・リーグ・アンド・ビヨンド(原題) / A Game of Character: A Family Journey from Chicago's Southside to the Ivy League and Beyond』が、彼女が当時どんな女性だったかを知る手助けになった。さらに発音の先生を雇って、特徴のあるミシェルの声に似せたり、彼女の当時のまゆ毛やヘア、どんなカラーの衣服を着ていたかを調べたりして、できる限り上品にしながらも、セクシーな部分もあるように心掛けたわ」と答えた。

 当時のミシェルの立ち位置が興味深い。「彼女はプリンストン大学、ハーバード大学でも人種差別的なことを経験した。でも彼女は(黒人と白人の)どちらか優位な方につきたいとも思わず、常に自分で居たくて、それをオバマとのデートでも最初に伝えている。彼女は熱心な仕事ぶりから、その弁護士の立ち位置にいて、誰かのガールフレンドや男の面倒を見る女性という見られ方はしたくなかった」とミシェルが意志の強い女性だとチカは明かし、そんな姿にオバマも惚れたそうだ。

 もうすぐ夫妻はホワイトハウスを離れるが、彼らの好きな瞬間について、チカは「ミシェルが、オバマの何かを直そうとしている瞬間。政治家の妻が夫を触っている姿をあまり見ないから良いと思った」と語ると、パーカーは「大統領の就任式後にエレベーターで撮られた写真で、それはミシェルがオバマのジャケットを着ているんだ」と明かした。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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