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新海誠監督、「新星」の呼び声に違和感…10年前からの存在をアピール【第29回東京国際映画祭】

新海誠監督、「新星」の呼び声に違和感…10年前からの存在をアピール
新海誠監督 - (c)2016 TIFF

 大ヒット公開中の映画『君の名は。』の新海誠監督が3日、都内で行われた第29回東京国際映画祭クロージングセレモニー内のARIGATO(ありがとう)賞授与式に出席し、「アニメーション映画界に新星誕生」と謳われることに、「僕自身は10年前から普通にアニメーション映画を作り続けてきました」とぶっちゃけ、笑いを誘った。

 設立2年目の“ARIGATO(ありがとう)賞”は、日本映画界への貢献が目覚ましい人々に贈られるもの。公開中の本作が累計動員1,320万人を超え、累計興収171億円を突破する快進撃を見せていることから、司会の羽鳥慎一から「本年最大の衝撃。日本のアニメーション映画界の新星誕生」と評されてステージに立った新海監督は、“新星”という言葉に違和感を覚えることを明かしつつも、「とても光栄に思います。(自分を)発見していただけたことが幸せ」と笑顔。

 そして「今の観客が何を観たいのか? 物語が負うべき役割は何なのか? を考えながら、変わらずにアニメーション映画を作り続けていきたい」と決意を表した。加えて、「実質、この賞は『君の名は。』に贈られたものだと思います」と話し、スタッフやキャストに感謝の念を示すと、「まだ観ていない皆さん、よろしかったら観てください」とアピールしていた。

 そのほか、多岐にわたる役どころで日本映画界を代表する男優としてデビュー当時から第一線で活躍する俳優の妻夫木聡、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で国民的女優に成長し、今年は映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で主演を務めた話題の女優・高畑充希、長年国内外に高い人気を誇る世界に類を見ないキャラクター・ゴジラもARIGATO賞を受賞。

ゴジラも登壇 - (c)2016 TIFF

 映画『シン・ゴジラ』エグゼクティブプロデューサーの山内章弘は、「ゴジラは62年前に生まれて、日本では今年12年ぶりに復活を成し遂げました」と感無量の面持ちを見せると、「さらに、日本を背負って広がって、強く足踏んで行ってほしい」と熱い思いを吐露。また、「11月3日は初代ゴジラが公開されたことから“ゴジラの日”」と紹介すると、「そんな日に(本賞を)いただけた不思議をかみしめております」としみじみと語っていた。(取材/錦怜那)


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