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染谷将太「僕は若年寄」松坂慶子の言葉に謙遜!

照れ笑いを浮かべていた染谷将太
照れ笑いを浮かべていた染谷将太

 俳優の染谷将太が24日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』初日舞台あいさつに、阿部寛松坂慶子チェン・カイコー監督とともに登壇した。染谷は、松坂から「お若いのに包容力と落ち着きがある方」と懐の深さを絶賛されると「よく若年寄りと言われるんです」と照れ笑いを浮かべていた。

【写真】RADWIMPS、花束を持って登場

 本作は、夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を、世界的巨匠のカイコー監督が映画化。遣唐使として中国を訪れた若き日の空海(染谷)が、詩人・白楽天(ホアン・シュアン)とともに謎の事件の真相を追う姿を描いている。

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 総製作費150億円以上、6年をかけて長安の都を築くなどそのスケール感に圧倒されるが、染谷は「長くこの仕事をさせていただいていますが、この映画で経験することは初めてのことばかりでした」としみじみ語ると「カイコー監督はコミュニケーションを大切にする方で、シーンごとに綿密な打ち合わせをしてくれました」と撮影を振り返る。

 阿部も「本当にスケールが大きく、鮮やかな色彩のセットは、逆にCGに見えてしまうぐらいすごかった。カイコー監督のワンカットにかける情熱、緊張感の中で芝居ができたことは、30年近く俳優をやっていますが、まれな経験でした」と笑顔を見せた。

 さらに松坂は「撮影に入るまでに余裕のある時間を作ってくださるカイコー監督のアプローチ方法が素敵だなと思いました。俳優が一番良い状態でカメラの前に立つことができるような配慮をしていただけるのは、本当にありがたいです」と感謝の意を述べると「映画に対する情熱のすごい方たちに触れて、これからも女優として覚悟をもってやっていこうと思いました」と今後への抱負を語った。

 そんな3人の発言にカイコー監督は「現場では突然セリフを変えたり、難問を突きつけることもありましたが、彼らはまったく文句を言うことなく一生懸命取り組んでくれました。映画に対する向き合い方は素晴らしく、わたしも学ぶことが多かった」と染谷らのプロフェッショナルぶりを絶賛していた。

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 この日は、本作の主題歌「Mountain Top」を手掛けたRADWIMPS野田洋次郎桑原彰武田祐介が花束を持って登壇。野田は「こんな壮大な映画にたずさわることができて光栄です。カイコー監督とお話をさせていただき『愛と許し』というテーマで曲を作らせていただきました」と説明していた。

 染谷は「この壮大な映画は劇場で観なければ損すると思います」と客席に訴えかけると「オリンピックのあとは、空海で燃えてください!」と力強く作品をアピールしていた。(磯部正和)

映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』は全国公開中

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