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神木隆之介、当時11歳!『妖怪大戦争』初ブルーレイ化

2005年の映画『妖怪大戦争』メイキングより
2005年の映画『妖怪大戦争』メイキングより - (C)2005「妖怪大戦争」製作委員会

 制作費約13億円を費やした2005年の映画『妖怪大戦争』で主演を務めた神木隆之介が、当時11歳にして主演を務めた本作の撮影を振り返った。6月7日より発売されるブルーレイの特典オーディオ・コメンタリーで、当時天才子役として人気を博していたことに対して「うれしかったです! 褒められているのかな? って。だからといって、あまり気にしていなかったです」と話している。

【写真】かわいい!子役時代の神木くん

 妖怪研究の第一人者だった故・水木しげるをはじめ、荒俣宏京極夏彦宮部みゆきら人気作家が集ったプロデュースチーム「怪」が監修を務め、三池崇史監督がメガホンをとった本作は、2005年8月に公開され興行収入約20億円を記録(日本映画製作者連盟調べ)。両親の離婚により田舎で暮らすことになった少年タダシ(神木)が、ひょんなことから妖怪たちと力を合わせ、人類滅亡を目論む悪霊軍団に立ち向かう……という冒険ファンタジー。近藤正臣阿部サダヲ高橋真唯遠藤憲一竹中直人、今は亡き忌野清志郎ら豪華な顔ぶれが妖怪を好演し、精巧すぎて誰なのかわからない特殊メイクが話題に。悪霊軍団の魔人・加藤保憲を豊川悦司、その手下を栗山千明が怪演した。

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妖怪大戦争
ブルーレイパッケージ

 オーディオ・コメンタリーには、三池監督、井上文雄プロデューサーも参加。撮影当時11歳だった神木は、監督から「子供の頃は、台本の意図を理解できていた?」と問われると、「お母さんと一緒に台本を読んで、わからない所は説明してもらったり、あとは、監督に教えてもらった通りに演じる、という感じでした」と述懐。

 また、河童の川太郎にふんした阿部サダヲをめぐるユニークなエピソードも。神木はメイクをしていない状態の阿部とは打ち上げの際に初めて会ったそうで、「撮影中、妖怪役の皆さんは、特殊メイクで全身赤や緑の状態でしかお会いしていなかったので、打ち上げで阿部さんから声をかけられた時、薄い反応で返してしまい、『ごめんね、いつもカッパだったもんね』と、申し訳なさそうに言われました(笑)」と楽し気にコメント。監督は、撮影の合間にくちばしがついているため弁当を食べられない阿部に、神木がキュウリをあげているところを目撃したという微笑ましい一幕も明かしていた。

 三池監督は当時の神木を「大御所の俳優さんたちや忌野清志郎さんを目の前にしても埋もれていない。存在感がある」と高く評価しており、2人はその後も『神さまの言うとおり』(2014)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017)などで組んでいる。(編集部・石井百合子)

『妖怪大戦争』(特典DVD付3枚組)ブルーレイは6月7日発売

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