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中井貴一、ドラマ「共演NG」テレ東の強さ感じる自虐を称賛

大人の恋も見どころ「共演NG」中井貴一と鈴木京香
大人の恋も見どころ「共演NG」中井貴一と鈴木京香

 俳優の中井貴一鈴木京香が22日、テレビ東京系で10月26日より放送がスタートする連続ドラマ「共演NG」(毎週月曜夜10時)のオンライン会見に出席、「50代がもう一度恋をしてくれるとうれしい」と作品に込めた思いを語った中井は、本作を手掛けるテレビ東京の姿勢も称賛した。

中井貴一が記憶喪失の総理大臣を演じたコメディー映画【写真】

 本作は、企画・原作を秋元康、脚本・監督を大根仁が務める大人のラブコメディー。25年前に破局して以来、長らく“共演NG”となっていた人気俳優の遠山英二(中井)と大園瞳(鈴木)が、弱小テレビ局の社運をかけた大型連続ドラマで共演することになってしまったことから起こるドタバタ劇を、コミカルかつロマンチックに描く。

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 中井にとっては、6年ぶりの民放地上波連続ドラマ。さらに、テレビ東京の連続ドラマで主演を務めるのは初となり「テレビ東京が、自分たちの局のことを自虐的に入れ込んでくる。その辺のステーションイメージというか、この局の強さを感じました」と笑顔。ドラマ制作の現場を舞台にした作品でもあり「とてもリアルで楽しく、ちょっとデフォルメされたところを楽しんでいただけたら」と初主演を満喫している模様。

 大人のラブストーリーということで、コメディー要素だけでなく、中井と鈴木の恋愛模様も大きな見どころ。中井は「いろいろな経験をしてきた男と女の生き方が、素敵に描かれています」と述べると「ラブストーリーなので濃厚接触がありますが、大根さんの台本の妙で『なるほど』と思える表現になっています」と期待をあおった。

 「もちろん、局のレギュレーションに則った形での濃厚接触ですが……」と付け加えた鈴木は「強がって肩ひじばかり張っている2人なのですが、ラストシーンはぜひご覧になっていただきたいです」とロマンチックな展開を匂わす。さらに、プロデューサーを含め方々から「濃厚接触」という言葉が飛び交うことになり、中井は「いつからラブシーンを濃厚接触と言うようになったんだよ」と苦笑いを浮かべていた。(磯部正和)

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