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山崎紘菜、仕事一つひとつが分岐点「常に変化する自分を楽しみたい」

芸能界に入って10年が経つ山崎紘菜
芸能界に入って10年が経つ山崎紘菜

 2011年の第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、翌年、映画『僕等がいた』で女優デビューした山崎紘菜。芸能界に入って10年が経つ今年、大ヒットゲームの実写版『モンスターハンター』(3月26日全国公開)でハリウッドデビューを果たした。そんな山崎が、女優としての10年間を振り返ると共に、海外進出を経て得たことを語った。

【画像】スタイル抜群!東宝シンデレラ出身の山崎紘菜

 映画・ドラマでの活躍はもちろん、TOHOシネマズで上映前に流れる「シネマチャンネル」のナビゲーターとして、幅広い層から支持を獲得している山崎。オーディションを経て芸能界に入ってから10年、女優としてのキャリアを着実に築き上げる山崎だが、「年数やキャリアが長いから、という意識は全然なくて、10年も経つんだなと。必死で一年、また一年と積み重ねていったら10回重なったというだけのことなので」と謙虚な姿勢を見せる。

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 17歳で女優デビューを飾った山崎。コロナ禍の自粛期間中に当時のことを振り返る時間を作ったそうで、「10代の頃は遠くを見過ぎていて、自分自身を見つめられていなかったなとすごく実感しました。大きな目標を掲げることは本当に素晴らしいことですが、昔は本当に遠くを見過ぎて、足元を見ることができていない感覚だったので」と一歩一歩着実に進んでいく今の自分とは異なるスタンスだったという。

 そんな山崎は、カプコンの大ヒットゲームを実写化した『モンスターハンター』でハリウッドに進出。もともと英語を勉強していた山崎は、撮影現場で共演者やスタッフとも英語で会話しており、「自分の意見を曖昧な言い方ではなく、はっきりと言わないと伝わらない」と日本語で伝えることとの違いを痛感。その分、得るものも大きかったそうで、「すごく視野が広がった気がします。日本で生活していると、国内のニュースだけに目を向けがちになりますが、この作品に出演させていただいて世界中に友達ができて、それぞれの国にいると考えると、世界のニュースが人ごとではなくなった感じがします」と真剣な眼差しで語った。

 常に新しいことに挑戦し、女優として成長を続ける山崎。「一つひとつのお仕事が自分の分岐点だと思っています」と明かすと、「1年を通しても、前半の自分と後半の自分とでは考え方が変わっていたりもするので、常に変化する自分を楽しめたらと思いますし、変化し続けていきたいです」と笑顔。「この仕事をしていて、映画の素晴らしさというものをいただいているので、それを今度は自分が返していけたらと思いますし、求められていることに関しては何事にも全力で取り組みたい。求められている限り、それに応えられるようにしていけたらと思います」と更なる飛躍を誓った。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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