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小栗旬「日本沈没」初回トレンド1位に!強烈な田所博士も話題

第1話より環境省の官僚・天海(小栗旬)と地震学者の田所博士(香川照之)
第1話より環境省の官僚・天海(小栗旬)と地震学者の田所博士(香川照之) - (C)TBS

 10日、小栗旬主演の日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」(TBS系、毎週日曜夜9時~)の初回が放送され、「日本沈没」がTwitterトレンド1位となるほか、香川照之演じる地震学者・田所博士がトレンド入りする反響を見せた(※ネタバレあり。初回の詳細に触れています)

【写真】14年前に共演した小栗旬&香川照之

 原作は、これまで度々映像化されてきた1973年刊行の小松左京の小説「日本沈没」。舞台を2023年の東京に置き換え、小栗演じる環境省の官僚・天海をはじめオリジナルキャラクターたちが国家の危機に立ち向かっていくさまが描かれる。小栗にとって日曜劇場の主演は「獣医ドリトル」以来、11年ぶり。初回は25分拡大で放送された。

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 初回の大きな見どころとなったのは、田所博士の関東沈没説を潰そうとしていた野心家の官僚・天海が考えを一変させていく展開。物語の始まりは、東山総理(仲村トオル)が、日本を環境先進国に向かわせるべく「COMS<コムス>」の推進を表明したことから。さらに東山が未来の日本を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた「日本未来推進会議」が発足。そのメンバーに天海や、経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)も選ばれていた。

 天海にはゆくゆくは政治家になる狙いがあり、大義のためには手段を選ばず、強引な手法で政策を推し進める一面も。田所博士の関東沈没説が、東山の推進する「COMS<コムス>」の邪魔になると考えた天海はあらゆる手段を使って田所潰しにかかるが、ダイビングをしていた際に海底の裂け目にあわや吸い込まれそうになるアクシデントが発生。やがて田所、彼と対立する地球物理学の権威・世良教授(國村隼)も交え、潜水艇「わだつみ」で関東沈没の根拠となるスロースリップの痕跡を捜す調査へ乗り出すも、田所博士がスロースリップの痕跡を目撃した直後、アクシデントにより調査は中断されることに。その後、天海は悪夢にうなされるようになり、終盤では田所が予言していた関東沈没の予兆となる事件が発生。官僚たちが混乱に陥る中、天海が私欲を捨て「日本の未来は我々にかかっている」と前を向く姿で幕を閉じた。

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 本作は春に撮影を終えていたが、先ごろ関東で震度5強の地震が発生したことから「タイムリーすぎて怖い」という声も多く見られた。また、日曜劇場「半沢直樹」の大和田役でもおなじみの香川照之が熱演した田所博士の強烈なキャラクターが話題沸騰。挙動不審な様子や「直感とイマジネーション」など誤解を招くような発言ゆえに“変人”扱いされる田所だが、天海は彼にどうかかわっていくのか。(編集部・石井百合子)

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