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井上真央主演『わたしのお母さん』ワケあり気な場面写真公開 メインテーマはmayo

娘と母の葛藤……。
娘と母の葛藤……。 - (C)2022「わたしのお母さん」製作委員会

 井上真央が主演を務める映画『わたしのお母さん』(今秋公開)より、井上ふんする主人公・夕子のさまざまな感情を捉えた場面写真が公開された。さらに、メインテーマにピアニストのmayoが書き下ろした楽曲「memories」が決定したことも発表された。

【画像】微妙な娘と母の関係…『わたしのお母さん』場面写真

 本作は、娘と母の間に流れる複雑で繊細な感情を描いた物語。監督と脚本を杉田真一が務める。井上が母親との関係が苦しい三姉妹の長女・夕子にふんするほか、悪気なく娘を傷つけてしまう母・寛子を石田えり、夕子の妹・晶子を阿部純子、弟の勝を笠松将、夕子の夫を橋本一郎、勝の妻をぎぃ子、夕子のパート先のスーパーの店長を宇野祥平が演じる。

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 夫と二人暮らしの夕子は、急な事情で母の寛子と一時的に同居することになる。明るくて社交的な母親のことがずっと苦手だった夕子は、昔と変わらない母親の言動に、もやもやした気持ちを抱える日々を過ごす。公開された夕子の姿を捉えた場面写真には、仲良く腕を組んで歩く母と妹の後ろを一人ぽつんと歩く姿や、妹と弟といるときの穏やかな表情、寂しさと切なさを秘めながら遠くを見つめる横顔、母親を前にどこか気まずそうにする様子など、夕子の母親に対する葛藤を感じさせるものとなっている。

 また、メインテーマはmayoが書き下ろした「memories」に決定した。2016年にピアニストデビューを果たし、現在はシンガーソングライター・岡本真夜とピアニスト・mayoとして、活動を展開するmayo。すれ違う母娘の心を情感豊かに表現するピアノの音色と、大きな愛で包むこむようなチェロの響きが心に深く染み渡る楽曲に仕上がっており、この曲を初めて聞いた杉田監督は「映画は終わっても歩み続けていく夕子に、優しく寄り添ってくれているようでとてもうれしかった」とコメントした。

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 mayoは「世の中には、仲のいい親子関係の人たちもいれば、寛子と夕子のように複雑な関係の親子も、もしかしたら多いのかもしれません。大きさや深さは違えど、誰しも心の奥底にある寂しさを重ねながら自分を見つめ直せる映画だと感じました」と作品をアピール。「心の言葉を素直に声にできない夕子のもどかしさ、切なさ、苦しさ、そしてラストシーンから繋がるエンディングの世界をどうメロディーで紡いでいこうかと悩みました。夕子のいろんな想いに寄り添い、包み込むことができたならうれしいです」と楽曲について語った。(今井優)

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