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『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』クランクアップ!ルーヴル美術館が背景の3ショット公開

左から高橋一生、渡辺一貴監督、飯豊まりえ
左から高橋一生、渡辺一貴監督、飯豊まりえ - (C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

 荒木飛呂彦のフルカラーの読み切り漫画を、ドラマ「岸辺露伴は動かない」のチームで映画化する『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(5月26日公開)が3月某日、パリ・ルーヴル美術館でクランクアップし、主演の高橋一生、共演の飯豊まりえ渡辺一貴監督の3ショットが公開。映画からの新キャストとなる木村文乃長尾謙杜なにわ男子)の国内でのクランクアップ写真も見られる。

【画像】木村文乃、長尾謙杜もクランクアップ

 シリーズ累計発行部数1億2,000万部を突破する荒木飛呂彦の人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」や、スピンオフ漫画「岸辺露伴は動かない」に登場する漫画家・岸辺露伴。『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』では、相手を本にして生い立ちや秘密を読み指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた露伴が、「この世で最も黒く、邪悪な絵」の秘密に迫る。

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 昨秋から撮影が開始された本作は断続的に約半年にわたり、お馴染みの岸辺露伴邸をはじめ日本国内での趣深いロケ地の数々、そしてフランス・パリ市街地ではポン・デ・ザール(芸術橋)、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門、アレクサンドル3世橋、サン=ルイ島、カルーゼル広場など世界的観光名所もめぐりながら、3月某日、物語の中枢となるパリ・ルーヴル美術館でクランクアップ。

 3万5,000点近くの美術品が総面積6万600平方メートルもの広大な展示場所で公開されているルーヴル美術館。世界最大級の美術館でロケが実現した背景は、原作漫画が2009年にフランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクト(ルーヴル美術館による国内外の漫画家とのコラボレーション企画)のために描き下ろされ、日本の漫画家として初めて作品が展示されたことで話題となった縁から。

 気温1°Cという凍てつく寒さの中で迎えた最後の撮影は、本作の鍵となる「黒い絵」を追ってはるばるパリにきた露伴と京香のシーン。露伴を演じる高橋、相棒の担当編集者・泉京香役の飯豊は、行き交う車や工事の音に時折撮影を妨げられながらも揺るぎない集中力をみせ、渡辺監督からのOKが出てクランクアップ。渡辺監督は「パリでの露伴先生との旅はこれで終わりましたが、もっともっと旅を続けられると嬉しいです!」とチームを労った。

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 3ショットは、ドラマから絆を培ってきた高橋、飯豊、監督の渡辺一貴がそれぞれ花束を抱え、ルーヴル美術館をバックに撮影。いずれも晴れやかな表情を見せている。

 さらに、日本国内で一足先に撮影を終えた、青年期の露伴が出会う謎めいた黒髪の女性・奈々瀬役の木村文乃と、その青年期の露伴を演じた長尾謙杜のクランクアップ写真も公開。木村がクランクアップを迎えた現場は、「黒い絵」の秘密のカギを握るミステリアスで艶やかな存在の奈々瀬役らしく、暗く妖しい空間。長尾は、若き露伴が奈々瀬と出会い、淡い気持ちを募らせていく舞台となる老舗旅館の一室でクランクアップ。最後の撮影は長尾単独でのシーンだったが、木村も祝福と労いに駆け付けた。(編集部・石井百合子)

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