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風間公親の「何となくだが…」にネット歓喜!問題児への優しさに感動広がる

第8話より風間(木村拓哉)と路子(白石麻衣)
第8話より風間(木村拓哉)と路子(白石麻衣) - (C)フジテレビ

 29日に放送された木村拓哉主演の月9ドラマ「風間公親-教場0-」(フジテレビ系、21時~21時54分)第8話では、視聴者をヒヤヒヤさせていた新人刑事・鐘羅路子(白石麻衣)がとうとう“一線”を越えたものの、対する風間(木村)の意外な反応にネット上では驚きと感動の声が上がっている(※一部ネタバレあり)。

【画像】小池徹平&ソニンの怪演も話題の8話

 前話から登場するなり、絵に描いたようなだめんず(渋谷謙人)と同棲する私生活に、SNSでは「なんでこんな男と付き合っているのか」という疑問が洪水のように寄せられていた路子。第8話「闇中の白霧」では風間の指導のもと、古い木造一軒家で変死した女性(ソニン)と、事件の容疑者となった元恋人だという名越(小池徹平)への捜査に当たった。

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~以下ネタバレを含みます~

 「何となくですけど……」が口癖の路子は、前話で風間にプライベートに関する質問を投げたりとKYな言動を繰り返し、いつ風間がキレるかと視聴者はハラハラ。しかし、風間は路子の「男と女の機微についての独特の勘」を高く評価。それは確かなようで、路子はその才能によって今回の事件でも被害者と容疑者の裏の関係を解き明かした。一件落着と思いきや、今度は路子が自身のおかした罪を風間に見抜かれ転属願を突き付けられることに。

 薬物対策班から情報を聞き出し、それを恋人に漏らしてしまった路子。「公務員法の守秘義務違反で停職6か月」だと路子を罵倒する薬物対策班を制し、風間は「申し訳ない」と頭を下げた。うなだれる路子に風間はいたって冷静に「君が誰と交際しようがわたしの知ったことではない」と言い、犯した罪の大きさを諭しながらも「(恋人に)弱みを握られていたのか」と同情気味。路子は涙ながらに「あんなのばっかりと付き合っちゃうんですよね」と自身の愚行を責め、交番勤務からやり直せという風間に辞職を願い出た。

 そんな路子に、風間は入院して右目の治療をするための時間を指導に費やしたと告白。これまで瓜原(赤楚衛二)、隼田(新垣結衣)、そして遠野(北村匠海)とどの新人にも厳しく接してきた風間だが、中でも“問題児”と言える路子への意外な反応が注目を浴びることに。とりわけ、路子の口癖をマネた「君は男女の感情について独特の感性とアンテナを持っていた。何となくだが……」の言葉にSNS上では驚きや「何となくだが…」のワードがあふれ、「可愛すぎる」「大きい人」「優しい」と絶賛の声が続々。

 ラストは「優れた素質の持ち主だ。警察には必要な人材だと確信した。だから現場で君を指導した。期待していたが、残念だ」という風間の言葉を真摯に受け止めた路子の進路が映し出される、すがすがしい展開となった。(編集部・石井百合子)

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